観客席にバットが! ビール片手にキャッチした男性客が一躍ヒーローに

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アメリカ独立リーグの試合で、スタンドにいた観客の男性がみせた“ファインプレー”が大きな話題となっている。

セントポール・セインツ対ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークスの試合で、打者がフルスイングしてすっぽ抜けたバットが、1塁側の観客席に飛び込んだ。ヒヤリとなる危険なシーンだったが、なんとこの男性は飛んできたバットを片手でキャッチし、しかも手に持っていたビールを一滴もこぼさなかった。

この男性のプレーは満員の観客席の大歓声をあび、男性もビールとバットをもったまま両手をあげてそれに応え、隣の席の女性からは熱いキスと抱擁を受けている。

この見事なプレーに対し、ネット上では「ビール片手にバットをキャッチ!」「女性を救ってキスしてもらった」「飲んだくれが一躍ヒーローに」「反射神経、動体視力、機転、女性への思いやり、片手にビール。真の男だな」など、男性を賞賛する声が寄せられている。

その他にも「この日の会場のビールは全部彼に!」「ポップコーンも忘れるな」「球場のビールは12ドルもするんだ。(守るのは)当然だよ」「バットは貰えるのかな?」「バットじゃ酔えないぞ」など、ジョーク混じりの書き込みも続々と押し寄せている。

ビールやポップコーンをぶちまけながらもファールボールを追う観客の姿は珍プレーとして人気だが、バットを片手でキャッチしビールもこぼさないというのは前代未聞だろう。独立リーグでのナイスプレーにもかかわらず、翌日にはMLB公式や主要メディアもトップ扱いでこの偉業を紹介している。