昨年5月から1年間の休養をとり、その去就が注目されていた女子フィギュアスケート・浅田真央は、18日の記者会見で現役続行を発表。復帰戦は「ちょっと分からない」としながらも「100%復帰するつもりでやっています」とすでに本格的な練習を再開しているという。

すると同日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、会見後の浅田に行った単独インタビューの模様を伝えた。

一番悩んだ点を訊かれ、「自分の気持ちだけ。悩んだというよりは本当にできるのかできないのか。やりたいのかやりたくないのか。決まらなかった。その一年間は(気持ちが)往復していた感じ」と明かした浅田は、改めて「試合に戻ってきたいって思ったのは試合でできた達成感や試合の感覚が恋しくなった」と説明した。

また、「これまでの実績がプレッシャーになるか?」と質問されれば「今は特にそういう想いはないですけど」と前置きした上で「復帰するのであれば最低去年の世界選手権のレベルまでに戻さなきゃいけないって思ってます。それができると思ってやっているのでその後は考えていない」と復帰に対する強い意志をうかがわせた。

さらに常に注目されることについて、浅田は「一言一言すごく気をつけています。やっぱり自分の発言はニュースになってしまうので」と苦笑いを浮かべたが、それでも「沢山の方が応援して下さっていることは自分にとって頑張れるパワーにもなるので期待に応えれるように」と話し、笑顔を見せた。