2006年3月末現在の高校新卒者の就職内定者数は、17万4000人超で昨年実績を上回ったが、中学新卒の内定者は前年割れしたことが、厚生労働省の調査結果で明らかになった。

 高校新卒者の就職内定者数は17万4025人(前年同期比3.0%増)で、就職内定率は95.8%と、前年同期を1.7ポイント上回った。これを男女別に見ると、男子は97.2%(同1.4ポイント増)、女子は94.1%(同2.0ポイント増)。 求人数は、前年同期比14.2%増の29万3071人で、求職者数は18万1637人(同1.3%増)。求人倍率は1.61倍となり、前年同期を0.18ポイント上回った。

 また、中学新卒者の就職内定者数は2297人(同5.7%減)で、就職内定率は72.3%(同5.6ポイント増)だった。求人数4019人(同0.4%減)に対して、求職者数は3179人(同13.0%減)で、求人倍率は1.26倍(同0.16ポイント増)だった。 【了】

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