【ファンキー通信】アキバに、世界が注目するアニメ基地!

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 秋葉原の駅前が再開発されているのは、皆さんご存知だろう。きれいなビルが続々と建設され、新しい秋葉原へと変化を遂げようとしている。あまりにも様変わりした姿に「もはやオタクの聖地ではなくなろうとしているのだろうか?」そんな不安すら感じてしまう。

 しかし、そんな心配は取り越し苦労だったようだ。新しく誕生したビルの一つ、秋葉原UDXの中に3月15日、東京アニメセンターがオープンするというのだ。こちらは日本動画協会と45社のアニメ制作会社が中心となり運営していく、世界初のアニメ情報発信の拠点となる施設だ。

 「国内外のアニメファンの方々はもちろん、クリエイターなど業界の方々にも積極的に利用される施設になるよう、3月のオープンに向けて頑張っております。どうぞご期待下さい!」(東京アニメセンター広報)

 さて、気になる東京アニメセンターの中身は・・・アニメ情報を集約し、イベント情報などが随時掲示され、知る事が出来る。新作アニメの上映会や、コンサートなどのイベントを年間200日開催するという3D映像対応のデジタル&35mmシアターホールも隣接されている。さらにグッズショップでは、ここでしか買えないものを販売する予定だとか。どんなグッズになるかはできてからのお楽しみだ。

 そしてアニメファンの最も気になるところは、ラジオ収録やアフレコのスタジオだろう。こちらは一般公開できるような施設を考えているんだとか。ラジオ番組やアニメの制作現場を生で見ることができるなんて、ファンにとっては涙モノに違いない。憧れの声優を見て、大好きなアニメが作られていく瞬間に立ち会うことができるのだから。

 最近、なにかと話題になっている秋葉原。このファンキー通信でも何度となく取り上げた。そろそろ、秋葉原になんとなく関心を持ってきた方も多いのでは? 秋葉原カルチャーの入り口として、東京アニメセンターを訪れてみてはいかがだろうか。

 オタクの聖地=秋葉原はまだまだ進化し続ける。ファンキー通信としても、今後の動向に注目していこう。(加藤克和/verb)

東京アニメセンター
http://www.animecenter.jp/