16日、千葉市・美浜区の幕張メッセで行われた「東京ゲームショウ2005」の開会式。(撮影:吉川忠行)

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ゲーム関連の展示会「東京ゲームショウ2005」(コンピュータエンターテインメント協会主催)が16日、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで始まり、開場に先駆けて開会式が行われた。

 15回目となる今回は「最前列で未来を見よう」をテーマに、日本のほか、韓国、台湾、初参加のウクライナなど、11の国や地域から131の企業や団体が出展、未公開のソフトウェアを含めると、約600のゲームソフトや関連製品が並ぶ。出展者数、ゲームソフト数、海外参加企業数ともに、過去最大の規模となった。

 また、今年はゲームショウ史上初めて、モバイルコンテンツコーナーが新設され、 20社が100を超えるタイトルを発表している。主催者によると、携帯電話用コンテンツ は、事前登録ベースでプレイステーションと並ぶ最大の出展数となっており、第3世代携帯電話の普及に伴うモバイルコンテンツ普及への期待感が表れていた。
 
 開会のあいさつで、経済産業省の大臣官房審議官の江崎正邦氏は「ゲームを初めとするコンテンツ産業は、今後の日本の産業を担う」とゲームショウに期待感を表した。

 初日の16日はビジネスデイで招待者、関係者のみが入場できる。17−18日は一般公開日で、開場時間は両日とも午前10時から午後5時まで。入場は16時まで。当日券は 中学生以上が1200円。【了】

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