レースの内容よりも、レース後のミルコ・デムーロ騎手の“下馬&最敬礼”パフォーマンスの方に話題が集中している感がある今年の天皇賞(秋)だが、あのシーンの2分ほど前まで、話題の主役になっていたのは、「最強3歳馬対決」のはずだった。前哨戦の毎日王冠では、未だ無敗のカレンブラックヒルが超ハイペースの展開を制し、春の時点ではクラシック戦線の脇役に過ぎなかった甘んじていたジャスタウェイが2着に食い込む波乱。別路