旭日中綬章受章の台湾学者、「日本文化との出会いは運命だ」
![(左から)鄭清茂氏、林文月氏、沼田幹男代表](https://image.news.livedoor.com/newsimage/9/f/9f4c0_1290_8239e77b_4e9e0b58-m.jpg)
この日の伝達式は日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の沼田幹男代表の公邸(台北市)で行われ、鄭名誉教授ともう1人の受章者、台湾大学の林文月名誉教授が出席。日台の交流促進における2人の貢献が評価された。
一方、「源氏物語」の翻訳者として知られる林氏は上海の日本租界に生まれ、小学校5年生までは日本語教育を受けており、太平洋戦争終了後、台湾に移ってきたため、中国語と日本語の2つの言語が自然に身についたと話した。
今回の受章について2人はともに「非常に光栄であり、多くの人々の支持に感謝したい」と感想を述べた。
(唐佩君/編集:荘麗玲)