ユヴェントスは26日のセリエA第8節で、パレルモに2−0と勝利を収めた。2位ローマとの勝ち点差を3としたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、試合後にそのローマについて次のように語った。

「リーグ戦がまだ活気あるのは、ローマのおかげだよ。楽しめているね。だがおそらく、君たちメディアの方がより楽しんでいるのだろうが」

ユヴェントスとローマの直接対決後は、長きにわたって騒動があった。アッレグリ監督の発言は、それを落ち着かせるものだ。

ユーヴェはFWフェルナンド・ジョレンテがゴールを取り戻した。指揮官はこう話している。

「今日はジョレンテの試合になるはずだったんだ。相手の特徴や、フェルナンドが練習で常に見せている努力からもね。ジョレンテは私の信頼に応えてくれた。だが何より、自分への信頼に報いたんだ。我々は本当に彼がゴールを取り戻したことをうれしく思っている」

MFクラウディオ・マルキージオとMFアルトゥーロ・ビダル、DFレオナルド・ボヌッチのポジションについては、このように述べている。

「マルキージオはビダルよりも戦術的で、カバーリングでより保証を与えてくれる。ボヌッチはあの足があるから、より良いプレーをつくるために彼の位置を少し上げたかったんだ」

アッレグリ監督が気に入っていないのは、前半の選手たちのパフォーマンスだろう。

「前半はひどい試合をしてしまったと思う。ボール回しのスピードがなかった。後半は確実にずっと良くなったね」

最後に、アッレグリ監督はMFアンドレア・ピルロについて、次のように話した。

「彼は良い試合をしたよ。調子は上がってきている。本来の彼に戻りつつあると思うよ。完璧なコンディションを取り戻すために彼に必要なのは、プレーすることだけなんだ。ミラン時代に私がピルロを追い出したとか言うのは、もうやめよう」