新加入選手として、新たなクラブでの人生にゆっくり入っていく者もあれば、より堂々としたアプローチを好む者もいる。インテルに加入したDFドドーは、おそらく後者の一人だろう。

「僕らにはインテルの歴史における新たな1ページを記す責任がある。トリプレテ(3冠)は過去のことだ。サポーターは愛情をもってトリプレテのことを覚えているけど、今の彼らが求めているのは、再び勝利を取り戻せるチームなんだ」

キャプテンであるDFアンドレア・ラノッキアの前日の発言に続くものだ。ローマからインテルに加わったドドーは、ユニフォームの背番号選択についても、次のように話している。

「(ディエゴ・)ミリートの22番にしたこと? ほかのすべてと同じように、重い番号だね。でも大事なのは、インテルのエンブレムが胸にあるということなんだ。背中の名前は変わっていくものなんだよ。ミリートの前にも誰かが使っていたんだし、僕の後にも誰か別の選手が使うだろう」

20日のヨーロッパリーグ予選プレーオフ・ストヤルナン戦については、このように述べている。

「試合の最初からピッチでどう動くべきかを理解していなければいけない。もちろん、少しの困難はあるだろう。対戦する選手たちのことをよく知らないからね」