閉ざされた秘境の女子大・・・津田塾大学の実態・5つ

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女子大、と聞くとフェリスや大妻、東京女子大など…なんだか華やかでモテそうなイメージがありますが、同じく名前は聞いたことがあるのにイマイチイメージが湧かない「津田塾大学」はどうなのでしょうか?実際に津田塾の学生にインタビューを行い、その実態に迫ってみました。

■1.そもそも出会いがない

「そもそも、男と出会う場がありません」(20歳)

津田塾大学は、東京の外れにある小平と千駄ヶ谷にキャンパスがあるのですが、千駄ヶ谷のキャンパスはほとんど使われていません。よって、津田塾生は森の中のような立地の中でキャンパスライフを送ることになるのです。場所が拓けておらず終電も早いため、出会いの場も少なく、インカレサークルやバイト先、合コンなど、自分から積極的に狩りにでもいかなければ、出会いの場が限られてしまうのです。

■2.プライドが高い

「近くにいるのは一橋の学生だけど、一橋の男子には興味ない」(20歳)「もはやここまで彼氏がいないと、次に待っているのはものすごいイケメンなんじゃないかなって思ってる」(21歳)

津田塾大学は1900年、岩倉具視使節団において最年少で留学したことで有名な津田梅子が設立した女子大です。女子の教育は不要とされていた当時、今で言うキャリアウーマンの育成を目的として女子教育の先駆けとなってきた、というプライドがあります。そのためか、学生にもプライドの高い女性が多いようです。出会いがない分、女同士の恋愛議論が白熱するようになり、理想だけは高くなってしまったのでしょうか。「メンバーの変わることのない女子会」のようなリスクを感じます。

■3.恋愛している時間がない

「留学がしたくてバイトをしてお金を貯めてるので、暇がないです」(19歳)「課題が多すぎて、そんなおしゃれとか合コンとかしてる暇ない」(20歳)

津田塾大生の間で有名な言葉に、「津田津田しい」という言葉があります。先輩から後輩へと脈々と受け継がれている言葉なので、いつから言われ始めたのかはわかりませんが、その意味は「金ない・時間ない・男ない」の三拍子が揃っている、ということ。課題が多いこと、通学に時間がとられること、留学や海外旅行のために貯金をしている学生が多いこと等々の理由で、その三つが揃ってしまう学生が多いのです。

■4.美人やリア充もいる

「数人だけどキャンパス内で美人がいるなぁとは思う」(21歳)「彼氏いる子は一定数いる」(21歳)

いくら津田塾でも、華やかな学生がいないわけではありません。安心してください。ごく少数ですが、たまにキャンパスで遭遇し驚くような知的な雰囲気を持った美人がいるのです。また、容姿に無頓着に見える学生でも、インカレ等でちゃっかりと彼氏を見つけているケースも多いです。津田塾においても、美人だから彼氏がいる、またそうじゃないから彼氏がいない、とは言えないのです。

■5.生活力の高い人が多い

「お嬢様大学って言われるけどそうではないし、自分のことは全部自分でやる子が多いと思います」(19歳)

女子大と言えばお嬢様というイメージがつきものですが、津田塾は学費が安いこともあり、もちろんお嬢様もいるのですが、そうではない学生も多いように思われます。大学構内にある寮も充実しているため、自炊や家事をきちんとこなしている学生が多くおり、ときには構内に自生しているたけのこを採ってきて、それを料理したりする学生もいるようです。

■おわりに

いかがでしょうか。少しでも津田塾大学のことを知っていただけたでしょうか。もし今後「課題がつらくて…」とお誘いを断ってくる津田塾大生がいても、暖かい目で見ていただけたら嬉しいです。

(金城凛子/ハウコレ)