伊紙、主将でダービー出場の長友に最低点「役立つことはなかった」

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 セリエA第22節が2日に行われ、ユヴェントスと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。ユヴェントスがシュテファン・リヒトシュタイナーの先制点などで3点を先行すると、インテルは1点を返すのにとどまり、3−1でユヴェントスが勝利した。

 長友は“イタリア・ダービー”にキャプテンマークを巻いてフル出場したが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、同試合の寸評を発表し、長友にチーム最低点タイとなる「4.5」の低評価をつけた(最高点10、最低点1)。

 同紙は、「どうして、どうしてナガトモは、ヘディングの場面でリヒトシュタイナーのマークを常に外し一人にしていたのか? ナガトモが先制点を許した場面で遠く離れていたことで、憐れな(マテオ)コヴァチッチに責任が覆い被さることとなった。全体的にユヴェントスの攻撃に骨を折り、さらには2点目もミス。ナガトモが役立つことはなかった」と厳しく寸評している。

 インテルの最高点はDFロランドに与えられた「6」。長友と同じ最低点となる「4.5」は、DFジョナタンやFWロドリゴ・パラシオなどにつけられている。また、両チーム通じての最高点はユヴェントスのリヒトシュタイナーについた「7.5」だった。