ブラピ、怪獣でも勢いを止められない? 『風立ちぬ』が4週連続トップ!
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 ハリウッド超大作が続々と公開される中、興行通信社が12日に発表した全国映画動員ランキングでは、映画『風立ちぬ』が4週連続で1位となった。お盆休みということで、動員前週比93パーセントと好成績をキープし、土日2日間で動員38万3,051人、興行収入5億1,028万4,050円を記録。公開23日間で累計動員450万1,692人、累計興収56億153万8,600円で動員450万人、興収55億円をそれぞれ突破した。


 『ワールド・ウォー Z』は全国644スクリーン公開で初登場2位。土日2日間で動員23万6,910人、興収3億3,056万900円を記録した。PRのため、主演・製作を務めたブラッド・ピッドとパートナーのアンジェリーナ・ジョリーが1年9か月ぶりに来日。幅広いメディアに露出したことも、知名度アップにつながった。


 公開6週目の『モンスターズ・ユニバーシティ』は3位をキープ。4位の『映画 謎解きはディナーのあとで』は累計動員97万5,152人、累計興収11億4,390円で興収10億円を突破。5位は『ローン・レンジャー』。『パシフィック・リム』は6位に初登場。全国596スクリーン公開で、土日2日間成績は動員13万4,506人、興収2億809万7,500円となった。


 水谷豊と伊藤蘭の夫婦共演作『少年H』は7位に初登場。全国307スクリーンで公開され、土日2日間で動員13万1,959人、興収1億4,697万4,100円を記録した。客層の男女比は49対51でほぼ半々。シニア層を中心とした夫婦連れの観客が数多く来場した。


 8位は『劇場版 仮面ライダーウィザード in マジックランド』『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』(同時上映)。公開5週目の『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』は9位で累計動員215万6,663人、累計興収22億3,285万3,200円。10位の『終戦のエンペラー』は累計動員67万8,657人、累計興収7億6,027万4,000円を記録。『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』は11位となった。またベストテン圏外だが、福山雅治主演の『真夏の方程式』が興収30億円を突破している。


 今週末は『ホワイトハウス・ダウン』『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』『エンド・オブ・ウォッチ』『タイピスト!』『スマイル、アゲイン』『Livespire 「劇場版 NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)