19日、トッテナムがツイッターを通じ、フランコ・バルディーニ氏が新TD(テクニカルディレクター)に就任したことを発表した。2週間前、同氏はローマのゼネラルマネジャーを退任したところだ。

バルディーニ氏はファビオ・カペッロ監督に求められ、イングランド代表のマネジャーも務めていた。ロンドンで再会するのは、アンドレ・ビラス=ボアス監督だ。パリ・サンジェルマンがカルロ・アンチェロッティ監督の後任として狙っていたビラス=ボアス監督だが、同クラブはカペッロ監督へ向かっているようだ。

バルディーニ氏の就任により、ローマの選手たちがトッテナムへ移籍する可能性もある。まず注目されるのは、今季のリーグ戦で33試合15得点を記録したMFエリック・ラメラだ。だが、トッテナムがDFマルキーニョスの争奪戦に加わることもあり得る。

現在、トッテナムはインテルのターゲットでもあるコリンチャンスMFパウリーニョの獲得を交渉中だ。これについても、背後にバルディーニ氏の存在があるとの声も上がっている。