ラツィオは14日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグで、シュトゥットガルトにホームで3−1と勝利を収め、ベスト8進出を果たした。

ウラジミール・ペトコビッチ監督は「今年の我々は多くの試合で多くの答えを見せてきた。ちょっと失敗することもあるが、3つのコンペティションでうまくやってきた。我々は気迫を見せてピッチに向かい、相手を諦めさせたんだ」と満足感を表した。

準々決勝で避けたい相手はどこだろうか? 指揮官はこのように話している。

「8チームすべてに大きな価値がある。移動時間や距離から、ロシアには行きたくないかもしれないな。準々決勝はダービーとユヴェントス戦の間にあるんだ。どうなるかを見てみよう。いずれにしても、ほかのチームだってラツィオのことを心配しなければいけない」

「今、大事なのは、リーグ戦のためにしっかりと休むことだ。それからまたカップ戦のことを考えよう。しっかりとキープして、トリノでの試合で勝ち点を挙げなければいけない。これからの2週間は、休むための機会を与えてくれるだろう。多くの選手が代表に向かうのは残念だが、それもこのゲームの一部だ」

「ここまで出場してきた選手たちは、素晴らしい答えを出してきた。私は常に選手層を厚くしたいと思っているし、外れている選手たちを見つけたい。(ミロスラフ・)クローゼはまだ良い調子じゃない。走り始めたが、まだ復帰には遠い。代表ウィーク明けに練習できることを願っている。(フェデリコ・)マルケッティは今夜、かなりの打撃を受けた。だが、試合後には立っていたよ。明日の様子を見よう」

復帰したMFステファノ・マウリは、「バーゼルが当たれば良いけど、ここまで来れば、どこも関係ないさ」とコメント。ハットトリックで今夜の主役となったFWリボル・コザクは、喜びを表したが、UEFAの処分によってサポーターがいなかったのは残念だろう。

「そのことは残念だよね。でも、自分とチームのことには非常に満足している。少し困難にあるけど、僕は今夜のことを喜んでいるよ。僕にとっては難しいね。僕らはラツィオだし、競争は激しい。チャンスがあるときは、全力を尽くそうとしている」