米ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、北朝鮮が2012年12月12日に事実上の長距離弾道ミサイルで打ち上げた「人工衛星」について、「ほぼ死んだようなもの」と現地時間17日、報じた。

打ち上げから観測していたハーバード大の天文学者・ジョナサン・マクドウェル氏が同紙に語ったところによると、人工衛星は姿勢を安定させることが出来ず周回軌道上で回転していて、通信できない状態にある。観測衛星としての機能を完全に失っているという。