Google Drive対抗か!? Dropboxが着実に機能アップ【デジ通】
Googleの新サービス「Google Drive」が人気を集めている。サービス開始直後は利用できるユーザーが限られていたが、筆者も、一日近く待ってGoogle Driveが利用できるようになった。これに対抗するかのように、この手のサービスでは定番と言える「Dropbox」も、従来とは変わった新サービスを正式に開始した。そこで新機能を中心にまとめてみた。

■ボーナス容量が割り増しに
Dropboxについては、シリーズ記事で紹介した。

この4月から、友人の紹介によるボーナス容量が、一人あたり250MBから500MBに増えている。紹介による最大容量も、10GBから18GB(当初の無料分を含む)に拡張されている。50GB以上の有料コースについては、これまでのところ変更はない。なお、友人紹介によるボーナスはさかのぼって適用されるので、以前から利用しているユーザーにとっては、知らないうちに増量されていることになる。

■「カメラアップロード」機能が正式リリース
また、これまでβ版として提供されていた、「カメラアップロード」機能が正式リリースされた。この機能を使うには、Dropboxクライアントを最新版の「1.4.0」に更新する必要がある。

Dropboxをインストールしたパソコンにデジカメやスマートフォンを接続すると、それらで撮影された画像やビデオ映像を転送するかどうかのダイアログがあらわれる。[インポートの開始]をクリックすると、画像はローカルのDropboxフォルダ内の[カメラアップロード]フォルダに転送され、さらにクラウド上に同期される。

iPhoneやAndroid端末から、各専用クライアントを使って直接アップロードすることもできる。出先で撮った写真を直ちにクラウド上にアップロードし、「共有」機能を使って友人とシェアすることも可能なわけだ。

「カメラアップロード」機能を使うと、初回時に500MBのボーナス容量を受け取ることができる。使い続けることで、最大3GBまで容量を追加することが可能だ。ボーナス適用はβテスト中だけかと思っていたが、正式リリース後も適用されるようで、なかなか“太っ腹”だ。

クラウド型ストレージサービスの競争は激しいが、それぞれがサービス充実を図っているのはうれしいものだ。さらなる機能アップに期待したい。


大島克彦@katsuosh[digi2(デジ通)]

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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