13日の内閣改造で閣僚から外れた蓮舫参議院議員を、中国のネットユーザーは極めて厳しい目で見ている。父親が台湾人であることなどから、これまでも同議員に対する注目は高かったが、内閣改造絡みの記事で寄せられた蓮舫議員に対するコメントは「悪口の連続」の様相だ。

 中華系の血を引くことが、かえって反感を招いている。「漢奸(裏切り者漢人)」の言葉を使うコメントも多い。「やっと失脚」、「明らかに台湾の日本遺民」、「日本人じゃないか」などの書き込みがある。

 中国メディアは、海外の政治界で活躍する中華系移民の子孫を「華裔(中国人の子孫)」と紹介することが多い。蓮舫議員については「『華』の字を使うな」とのメディア批判もある。

 蓮舫議員の「不倫疑惑」については「大陸の官僚はどうなんだ?」、「中国大陸では2人、3人と囲っている官僚が多い」と、自国の状況を指摘する書き込みもある。(編集担当:如月隼人)