吉本興業社長、島田紳助さんに「いつの日か吉本興業に戻ってきて欲しい」
4日、大阪・難波のスイスホテル南海大阪「浪華の間」にて、吉本興業創業100周年プロジェクト会見が行われ、同社の社員たちが、藤井隆や内場勝則と共に吉本新喜劇風のプレゼンを展開し会場を盛り上げた。
会見では、大阪の人々による「100周年おめでとう!」というメッセージを集めたオープニングビデオが上映されると、藤井、内場らと共に吉本新喜劇のステージが突じょ出現! 「吉本興業の社員が、明日の記者会見の練習を行う」という設定のもと、喫茶店のセットが作られた舞台上に各プロジェクトの担当者が登場しユーモラスなプレゼンを展開。会場は終始爆笑に包まれ、笑いを愛する吉本の年明けにふさわしい、笑顔あふれる会見となった。
プロジェクト発表後に登壇した同社代表取締役社長の大崎洋氏は、「もう少し普通にやれば良かったかな、と反省しています」とのコメントで会場の笑いを誘ったあと、「3年後の吉本興業が生き残れるか、それはこの1年が勝負だと思っております。どうか今年も吉本興業をよろしくお願いいたします」とあいさつ。
さらに大崎氏は、昨年芸能界引退を表明した島田紳助さんについても触れ、「わたしたちは彼の才能を惜しんでおります。社会の皆様、ファンの皆様の理解を得て、いつの日か吉本興業に戻ってきて欲しい。これは、全社員、全タレントの願いです」と吉本興業の歴史を共に支えた同志へ思いを語った。
1912年、大阪天満天神裏「第二文芸館」の寄席経営から始まり、今年創業100周年を迎える同社は、「大阪おもろナーレ!」をスローガンに、日本国内のみならず、アジア、アメリカに向けた、国際的なプロジェクトを続々と予定している。(編集部:森田真帆)
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