「私はカルリートス・テベスにマーケットの最終日、最後の最後まで待つと約束した」

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、マンチェスター・シティFWカルロス・テベスの獲得を諦めていない。同代表取締役は、テベス以外のストライカーには関心がないと強調した。つまり、カターニアFWマキシ・ロペスもチェルシーFWフェルナンド・トーレスも獲得はないということだ。

「すべてはシティ次第だよ。我々はオファーを提示した。買い取りオプションつき無償レンタルだ。それを変えることはない。断られたが、1カ月後に受け入れられたとしても、それは初めてのことじゃないだろう」

一方で、ガッリアーニ代表取締役は、FWステファン・エル・シャーラウィのミラン残留を強調している。たとえテベスが加わることになっても、チャンピオンズリーグ(CL)に登録できないからだ。だが、エル・シャーラウィが残留し、CL登録リストにおいて有益だとしたら、FWフィリッポ・インザーギが外れることになる。

「私は会長と同じく、気持ちの上で彼とつながっている。どうなるか、何が起きるか、見てみよう。2月1日に(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督がリストに入れるかどうかを検討する」

そのアッレグリ監督はインザーギについて、選手がいかに落胆しているかを隠していない。

「ここにいた多くのカンピオーネたちと同じように、ミランの歴史をつくったインザーギのことは、残念に思っている。彼には素晴らしい情熱があるんだ。私は私のチョイスをする。少し前から彼はチームと練習していない。だから私は彼のことを考慮していないんだ。起用できる状態ではなかった」