「ゴールを決めるのはとても素晴らしいことなんだ。決めると、ブッとんでしまう。セックスみたいに、すごい感情なんだ。ほかにはない瞬間なんだよ」

『ミラン・チャンネル』でのミランMFケヴィン=プリンス・ボアテングのコメントだ。同選手は先日から、モデルのメリッサ・サッタさんとのゴシップを報じられている。だが、ボアテングはこの「ゴールとセックスのたとえ」をすぐに終わらせ、次のように続けた。

「BATE戦でのゴールは『8.5』だね。レッチェ戦での1点目は『7』だ。バルセロナ戦でのゴールには『10』をつけたい。謙虚じゃないと思われたくないけど、あれは本当に素晴らしいゴールだった。僕は15ゴール決めたいと思っている。簡単じゃないだろうけど、今年の僕らはより良いプレーをしているんだ。お互いのことをよりよく知って、動きがさらにシンクロナイズされているんだよ」

疲労について聞かれると、ボアテングは「あと(年内は)2試合だ。それが終われば休める」と返答。一方、クラブが獲得に動いているマンチェスター・シティFWカルロス・テベスについては、このように話している。

「選手としてすごく好きだよ。ワルで、気迫がある。相手のDFを攻撃し、たくさんのゴールを決めるんだ。それから、守備もすごくやるんだよ。僕らにとって完璧な選手さ。ミランはバルセロナのプレーをコピーするべきではない。僕らはすごく強いんだ。自分たちのプレーで相手を倒さなければいけない」

ボアテングは最近、ガーナ代表からの引退を決断した。同選手はこのことについて、次のように振り返っている。

「簡単な状況ではない。家族はこの決断を理解しなかった。でも、尊重してもらいたい。僕は人生において、ひざを6度も手術した。たくさんのケガをしてきた。僕はミランに来て、スクデットやチャンピオンズリーグ(CL)のような大きな目標のためにプレーしている。トップの状態でいたいんだ」

そのCLは、16日に決勝トーナメント1回戦の組み合わせが決定する。ボアテングはどのチームにも恐れを抱いていない。

「すべての試合が難しいんだ。レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンと当たるかもしれないよね。ビッグクラブと対戦し、自分たちの価値を示すのは好きなんだ」