サッカー女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で13日、日本は準決勝でスウェーデンを3―1で破り、初の決勝進出を果たした。日本は17日(日本時間18日早朝)に米国との決勝に臨む。

 韓国人ブロガーのヌリンアイ(ハンドルネーム)さんは、本線にも進出できなかった韓国としては日本女子サッカーの活躍はうらやましくなるとし、日本女子サッカー「なでしこジャパン」が強い理由についてつづった。

 ヌリンアイさんは、まず「日本サッカー協会は昨年、2012年のロンドン五輪を念頭にして海外主要リーグで活躍する選手に金銭的支援を行っている」と述べ、「ドイツや米国、フランスで活躍している選手には、日本協会から海外活動費として日当1万円が支給される」と日本のシステムを紹介した。

 日本協会の支援について、「決して大きなお金ではないが、選手個人やその家族にかかる負担を軽くすることができる。投資なくして得られるものはないということだ」と考察。一方、韓国は協会や国の関心は低く、選手たちを育てる環境が整っていないと指摘し、「韓国女子サッカーは反省しなければならないことが多い」と述べた。

 ヌリンアイさんは、日本女子サッカーが決勝進出を果たせたのは、日本協会と選手たちが一丸となり努力した結果なのだろうと考察した。

 韓国人ブロガーのチュンちゃん(ハンドルネーム)さんは、決勝進出を知らせる日本メディアの様子について紹介。「日本では号外が出て、各メディアは現地の選手たちに相次ぎインタビューを行っていた。一日中、興奮冷めやらぬ感じだ」と語った。

 「最近日本は喜ばしい出来事が皆無だったが、1つ良いことができた。この際、優勝して欲しい。日本列島が暑さも放射能問題も忘れ、歓呼する姿を見れたらと思う」とし、なでしこジャパンの優勝を期待。決勝戦が終わったら、勝っても負けても日本の友人たちに祝福のメッセージを送る予定だと述べた。(編集担当:新川悠)



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