中国人の嫌いな日本アニメ、「デスノート」「ブリーチ」が上位
中国人を対象にしたアニメ・マンガに関する調査で、サーチナが提示した45作品の中から「嫌いな日本のアニメ」を選んでもらったところ、大半が「特に嫌いなものはない」だったが、タイトル別では「DEATH NOTE(デスノート)」がトップとなり、「BLEACH(ブリーチ)」が続いた。回答者数3000人。調査はサーチナ総合研究所(上海サーチナ)が2011年4月に実施。
◆「あなたが嫌いな日本のアニメを教えてください」との質問に対する回答状況は以下の通り。(複数回答)
(0)特に嫌いなものはない……47.7%(1)DEATH NOTE(デスノート)……6.1%(2)BLEACH(ブリーチ)……5.8%(3)頭文字D……5.5%(4)黒執事……5.2%(5)ちびまる子ちゃん……4.7%(5)クレヨンしんちゃん……4.7%(7)キャプテン翼……4.5%(8)コードギアス 反逆のルルーシュ……4.4%(8)セーラームーン……4.4%(10)けいおん……4.2%
「デスノート」「ブリーチ」はいずれも死神や悪霊がストーリーの核となるホラーマンガで、「頭文字D」は走り屋(暴走族)を描いた作品。「黒執事」は美形男性2人の主従関係を軸とした作品で、コアな女性ファンも多い。こうした作品は、好き嫌いが分かれるのは仕方ない面もあるだろう。
「デスノート」は、中国において青少年にマイナスの影響があるとして、2007年ごろから規制の対象になっている。逆に言えば、規制をかけなければならないほど、根強い人気があるともいえる。
男女別に見てみると、男性では1位が「ちびまる子ちゃん」と「頭文字D」(各6.1%)、3位が「ブリーチ」(5.7%)となり、女性では1位「デスノート」(7.0%)、2位「ブリーチ」(6.0%)、3位「黒執事」(5.2%)という結果だった。
逆に嫌いな人が少なかったのは、43位「宮崎駿アニメ」(2.1%)、44位「ドラえもん」(2.0%)、45位「名探偵コナン」(1.7%)などだった。(編集担当:西谷格)
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