女子高生たちは妄想が好き?映画『エンジェル ウォーズ』上映会
 アドレナリン全開の女子高校生を中心とするティーンたちが集まり、15日から公開されたザック・スナイダー監督最新作『エンジェル ウォーズ』の上映会が行われた。そして、上映後のアンケート調査からイマドキ女子の意外な実態が明らかになった。

 本作は、5人の少女たちが人類の未知の領域で戦うバトルアクション超大作。舞台は60年代の閉鎖的な精神医療施設。主人公ベイビードールは過酷な現実を打破し、未来を変えるため空想の世界で日本刀と銃を手にセーラー服に身を包み、仲間たちとサムライ型の武装ロボット、第一次世界大戦時のドイツ兵ゾンビたち、火を吐くドラゴンとの壮絶な戦いを繰り広げる。

 今回の上映会は、“Joy Of Life”をテーマにティーンの「夢の発見や実現」を応援するプロジェクト「JOL PROJECT」の15歳から19歳の女子高校生、女子大学生たちが集められ実施された。上映後に行われたアンケート調査では、なんと9割のティーンが授業中やテスト勉強中に妄想をすると回答。本作でベイビードールたちは、つらい現実から逃れるために鮮烈な想像の世界に入り込むが、同様に女子高・大生たちも授業やテスト勉強といったつらい(?) 現実から逃避しているようだ。映画では、妄想世界で武器を片手に戦うのだが、こちらは、好きなアイドルに会ったり、イケメンとデートをしていたり、おいしいものを食べたり・・・幸せな時間を過ごしているそうだ。

 そんな妄想女子たちに映画の感想を聞いてみると「5人が美女すぎて憧れる」「ベイビードール可愛すぎる」という回答が。彼女たちは、5人の少女たちが、どんなに過酷な戦いの時もバッチリとメイクをしているというところに注目しているようだ。「勝負の時に欠かせないアイテムは?」という質問に、王道の“白いワンピース”や“胸が強調される服”という回答を上回り、8割のティーンがつけまつ毛やチークといったメイクだと回答した。監督のザック・スナイダーは、日本のギャルのメイクを参考にしたというが、どうやらこれで正しく表現できたことの証明になったのではないだろうか。

 10代女子たちも注目の映画『エンジェル ウォーズ』は、丸の内ピカデリー他全国で絶賛上映中。

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