Jリーグ・ユニフォームサプライヤーの変更一覧
Jリーグも2011シーズンの開幕まで、あと1ヶ月を切りました。各クラブのキャンプ便りもチラホラと聞こえ始め、サポーターの皆さんはワクワクする期待を抑えきれないのではないでしょうか。
そして、新シーズンのお楽しみと言えば、やはり1シーズンをともにするユニフォーム。デザインは、サプライヤーは、さらに配色はどうなったのか、などなど、こちらもクラブを応援する身にとっては毎年気になるトピックスでしょう。
ということで、今回はそんなユニフォームのデザインに対して大きな位置を占めるサプライヤーが変わった場合、果たして変わる前年と変わった年では、どう成績が変化しているのかを一覧でまとめてみました。以下、どうぞ!
☆札幌
1998プーマ(14位・降格) → 1999アディダス(J2 5位)
2005アディダス(J2 6位) → 2006カッパ(J2 6位)
☆鹿島
1996ミズノ(優勝) → 1997アンブロ(2位)
1997アンブロ(2位) → 1998エネーレ(優勝) ※カップ戦用は以前からエネーレ
2001エネーレ(優勝) → 2002ナイキ(4位)
☆水戸
2005プーマ(J2 10位) → 2006マイター(J2 10位)
☆草津
2005ユニクロ(J2 12位) → 2006ファイテン(J2 12位)
2008ファイテン(J2 9位) → 2009エーライン(J2 10位)
☆浦和
1996ミズノ(6位) → 1997アンブロ(10位)
1997アンブロ(10位) → 1998プーマ(6位) ※カップ戦用は以前からプーマ
2003プーマ(6位) → 2004ナイキ(2位)
☆大宮
2006ミズノ(12位) → 2007ロット(15位)
2008ロット(12位) → 2009アンダーアーマー(13位)
☆千葉
2006ミズノ(11位) → 2007カッパ(13位)
☆柏
1996ミズノ(5位) → 1997アンブロ(7位)
☆東京V
1996ミズノ(7位) → 1997ナイキ(15位) ※1997のみ自主製作扱い
2006ナイキ(J2 7位) → 2007カッパ(J2 2位・昇格)
☆横浜FM
1996ミズノ(8位) → 1997アディダス(3位) ※カップ戦用は以前からアディダス
2007アディダス(7位) → 2008ナイキ(9位)
☆横浜F
1996ミズノ(3位) → 1997プーマ(7位) ※カップ戦用は以前からプーマ
☆湘南
1998ミズノ(11位) → 1999カッパ(16位・降格) ※カップ戦用は以前からカッパ
2002カッパ(J2 5位) → 2003プーマ(J2 10位)
2004プーマ(J2 10位) → 2005ピコ(J2 7位)
2006ピコ(J2 11位)→ 2007エーライン(J2 6位)
☆甲府
2002エネーレ(J2 7位) → 2003デレルバ(J2 5位)
2006デレルバ(15位) → 2007アンブロ(17位・降格)
☆新潟
2002カッパ(J2 3位) → 2003アディダス(J2 優勝・昇格)
☆清水
1996ミズノ(10位) → 1997プーマ(5位) ※カップ戦用は以前からプーマ
☆磐田
1996ミズノ(4位) → 1997プーマ(優勝) ※カップ戦用は以前からプーマ
☆名古屋
1996ミズノ(2位) → 1997アンブロ(9位)
1997アンブロ(9位) → 1998ルコック(5位) ※カップ戦用は以前からルコック
☆京都
1996ミズノ(16位) → 1997アンブロ(14位)
2002アンブロ(5位) → 2003ミズノ(16位・降格)
2006ミズノ(18位・降格) → 2007ワコール(J2 3位・昇格)
☆G大阪
1996ミズノ(12位) → 1997アディダス(4位) ※カップ戦用は以前からアディダス
1998アディダス(15位) → 1999ルコック(11位)
2002ルコック(3位) → 2003アンブロ(10位)
☆神戸
1998アディダス(17位) → 1999アシックス(10位)
☆岡山
2009オザキ(J2 18位) → 2010ペナルティ(J2 17位)
☆愛媛
2007ディアドラ(J2 10位) → 2008ミズノ(J2 14位)
☆鳥栖
2002ナイキ(J2 9位) → 2003デレルバ(J2 12位)
2004デレルバ(J2 11位) → 2005ミズノ(J2 8位)
2005ミズノ(J2 8位) → 2006アンブロ(J2 4位)
なおJリーグ加盟後、2011シーズンまで1度もサプライヤーが変わっていないのは仙台のアシックス(13シーズン)、山形のプーマ(13シーズン)、栃木のミズノ(3シーズン)、FC東京のアディダス(13シーズン)、横浜FCのヒュンメル(11シーズン)、富山のゴールドウィン(4シーズン)、岐阜のミズノ(4シーズン)、C大阪のミズノ(17シーズン)、徳島のミズノ(7シーズン)、北九州のアンブロ(2シーズン)、熊本のプーマ(4シーズン)、大分のプーマ(13シーズン)と、全部で12クラブ。そしてJリーグ加盟後、今シーズン初めてサプライヤーが変わるのがアシックスからプーマの川崎、ミズノからナイキの広島、ミズノからスヴォルメの福岡、計3クラブとなっています。
過去にサプライヤーが変更されたのは43例。1996年から1997年はミズノのリーグ一括契約から、各クラブとも個別のサプライヤー契約へ移行しているので、変更が多くなっています。そして、成績の変化を見てみると、何と変更後に順位が上昇したのが20例、現状維持が3例、下降したのが20例と、まったくの五分なんです。何という偶然!
2011シーズンは現時点で、前述の川崎、広島、福岡に加えて、アンブロからヨネックスの柏、カッパからエネーレの東京V、アンブロからミズノの甲府と、全部で6チームにサプライヤー変更があります。しかも、今まで昇格したクラブが翌シーズンにサプライヤーを変えた例は1つもなかったのですが、今シーズンは柏、甲府、福岡と昇格組がすべて変更となりました。果たしてこれが吉と出るか、凶と出るか、そして実際ピッチで選手たちを見た時に、デザインも含めて新しいユニフォームにどういう思い入れが生まれていくか。本当に開幕が待ち遠しいですね。
なお、今週のFoot!は中山淳さんをお迎えして、“帰ってきたリーグ・アン特集”をお送りしますのでお楽しみに!
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