インテルMFヴェスレイ・スナイデルがフランス『レキップ』のインタビューに応じた。インタビューの見出しは「どれだけ僕らは強かったことか!」。ジョゼ・モウリーニョ監督がベンチに座った昨シーズン、インテルが3冠獲得を達成した昨シーズンに対する、スナイデルの強いノスタルジーが示されている。

レアル・マドリーからインテルへ移籍したときのことを、スナイデルは次のように振り返っている。同選手は木曜日にマドリッドからミラノへやって来たが、その2日後の土曜に行われたミランとのダービーマッチに出場した。

「(4−0でインテルの勝利という)結果だけではなく、僕らはとても良いプレーをした。インテルがあらゆるポジションで組織を持っていることを感じたよ。全員が他人のためにプレーしていたんだ。どれだけ僕らは強かったことか! 1週間後、僕は妻に言ったよ。『ここはチームだ』ってね。そして最後に、僕らはすべてに勝ったんだ」

真っ先に浮かぶのは、モウリーニョ監督のことだ。スナイデルは同監督について、このように話している。

「彼のことはまったく知らなかった。たぶん、(クリスティアン・)キヴから僕の携帯の番号を知ったんだと思う。マドリッドにいるときに、僕にメッセージを送るようになってくれ、僕の状況が難しいことを知っていると言われたんだ。それで、話し始めたんだよ。僕にベストを期待していると言ってくれ、最も重要な選手の一人になるためにマドリッドを離れるべきだと言われた。『私はチャンピンズリーグを制覇したいんだ。君が来れば、我々はそれを実現できる』とも言っていたね」