「夢」に金と人が集まるのはシリコンバレーしかない【iPhoneでチャンス掴め】
2010年7月7日、シリコンバレーのプラグアンドプレイにて、七夕パーティが行われました。そのタイミングにあわせて米国ツアーが企画されました。今回の米国ツアーは、現地のスマートフォン事情はどうなのか、どうやってビジネスを展開しているのかなど、ノウハウ共有とネットワーキングが主な目的です。
レインボーアップスクールからは、2期生2名、3期生3名、5期生1名、プロアシスタント1名に加え、チューターの私を含めた8名が参加。さらにレインボーアップスクール戸は別に、アイフリーク社長 伊藤さん、サクセスネットワークス社長 北村さん、インタースペース社長 河端さん、フリープランナー 加賀谷さん、という素敵な顔ぶれも一緒の参加となりました。
さて、どんな珍道中が繰り広げられたのか、早速ご報告したしましょう。
■ラルフローレンだって小さな店舗から
6日の朝に空港についた私と北村さんは、前日に現地入りしていた伊藤さんの車でフッッシャーマンズワーフに向かい、クラムチャウダーとロブスターで長旅の空腹を癒しました。16時の集合時間までは、まだ時間があったので、街を探索することに。
ジャパンタウンの近くには、小さなブランドショップ街があります。そこにRugbyというラルフローレンが「Polo」に続いて注力しているブランドのショップがあります。
彼らにとっても海外進出というのは、こうした小さな店舗からはじまっていることを実感できました。そのあと、ダウンタウンの中心地にあるアバクロに行きました。規模は大きいものの既に日本で有名になっていることもあり、微妙な印象を受けました。尖った路線で成功し、その後に規模を追うとユーザ心理が分裂するというのは、今、まさにAppleが直面している問題と共通していて興味深いところです。
■テッククランチもギズモードも英語版で読め?
そうこうしているうちに16時となり、シリウステクノロジーズさんに集合。まずはトミ山口さんにアドローカルの海外進出や周辺企業のお話を伺いました。
アドモブは、自社広告ネットワークをiPhone対応させて知名度が急上昇、Googleに売却されるほどの価値を作り出しました。その営業手法は、数名の担当がアップストアにランキングインしているクリエイターにしらみつぶしに電話をかけるというものだったそうです。こうした話を聞くと、アメリカに居ないとできないことも多いのだと感じます。
次は、ジャムジャパンの大柴ひさみさんとの懇談会。15年前に電通YRを退職して渡米。まったくツテを使わずに、マーケティングコンサルタントとして生き抜いてきた話を伺いました。
当時は全く英語を喋れなかったそうで、いつしか英語の話になりました。
大柴が日本の人に最初にやってほしいことは、「普段読んでいる米国発ネットメディアを英語で読め」ということだそうです。日本はカタカナ文化が一人歩きしているため、それを自分流に飲み込んでしまう。米国人がリアルに使っているワードをきちんと認識するためには、米国発ネットメディアを英語で読む必要があるというのです。
■モバゲーのパクリアプリがたくさん出ている!
2日目は、16時にプラグアンドプレイテックセンターで集合です。私たち一行は、途中にあるサンカルロスのスターバックスに向かいました。
そこで待っていたのはナローアースの鈴木さん。もともと三菱商事出身で、昨年までDeNAの現地法人にいた方です。
モバゲーのiPhone展開について苦労された話をお聞きしました。
アメリカでは、「パパイア」など、たくさんの模倣アプリが出ており、
・アプリ群をたばねること(ユーザを滞留させる)
・後から断続的にマネタイズ(リワード広告、ユーザ課金)を行うこと(独自の経済圏を作る)
といった試みを既に何度もトライされています。
DeNAが出資したオープンフェイントもその試みのひとつ。いま、Appleでは「ゲームセンター」というプラットフォームが立ち上がっていますが、それに加え、「iAd」も出てきています。ソーシャルアプリで経験を積んでいる法人企業にとってもチャンス到来を予感させる話です。
まずは、アメリカでしかダウンロードできない競合アプリを調べる必要がありそうです。というわけで、一行は米国版のアイチューンギフトカードを買うことを決意したのでした。
■現地のお洒落ゾーンは、ブランドショップに聞け!
白熱したサンカルロスのスタバミーティングは、北村さんの「そろそろ飯にしようや。」で終了。ちょうど空港についたばかりの加賀谷さんから電話が入り、パロアルトまで迎えにいくことになりました。
ところが、レンタカーのナビが性能が悪いのにびっくり。Googleマップの方が格段にいいのですが、私たちは現地の3G回線がなかったので、レンタカーのナビに頼ることになりました。車のナビは、今の時代で黒画面に道の線が書いてあるしろもの。こんなんで、よくも駅についたなと一同は感心させられました。
昼ご飯はトミに教えてもらったパロアルトの近くのステーキハウス。シリウスの宮澤さんもここのステーキが好きなようです。
食事のあと、北村さんの熱心な要望でパロアルト研究所に向かい、「聖地巡礼」を果たします。しかもロビー内の写真を許され、北村さんは、ご満悦でした。
そして、一同はスタンフォード大学へ。
朝に伊藤さんと湾岸までジョギングした足がひりひり痛み出します。スタンフォードの緑の芝生は目にやさしく、足にもやさしかったです。
大学構内で、金ピカのランボルギーニを河端さんが見つけ「お。スタンフォードの学生は金持ちだなあ。」とつぶやくものの、よくみると、ナンバープレートに「Big Loan(大借金)」と書いてあります。
ユーモアセンスもスタンフォード級でした。
■Appleがやらないから俺たちがやった
こうしてギリギリまで時間使って堪能した一行は、16時にプラグアンドプレイに到着。
すぐさま、日米プレゼンMtgがはじまります。
我々を出迎えてくれたのは、iPhone起業家が集まってデスクを置いているiPhoneパビリオンの案内役であり、月1回iPhoneナイトと呼ばれるイベントを主催しているシュミット氏でした。
ほかに4名の米国企業家も参加され、ショートプレゼンとネットワーキングとなりました。といっても、米国側はプレゼンを用意しておらず、なんだかiPhoneビジネスに苦戦しているような印象も受けました。
私はレインボーアップススクールのことを話しました。
「スティーブはたくさんのアプリディベロッパーを集めて戦わせ、アプリをたくさん集めることでiPhoneを売りさばいた。でも個人のディベロッパーだって依然として苦戦を強いられている。だから、ボクらは彼らを応援するためにアプリスクールを立ち上げた。起業家は、個人の協力なくして生き残りはありえないんだ。スティーブの最も大切なものを盗もうぜ。それは開発者のハートだ!」
どうやらこちらでは、クリエイターを集めるような動きはなく、レインボーアップススクールが世界規模のクリエイター集団になる予感を感じました。
そのあとは、レインボーのみなさんでプラグアンドプレイの構内見学をして、七夕パーティに参加。
七夕パーティは、アレンマイナー氏が率いるサンブリッジが主催する、日本人コミュニティを中心としたパーティで、300人が参加していました。慶応大学の生徒や法政大学の先生、エヴァーノートの創業メンバー、シリコンバレーで有名な日本人の一人である外村さんなど、さまざまな顔ぶれです。
アレンマイナー氏は、オラクルやセールスフォースの日本法人立ち上げに貢献し、日本でもベンチャーキャピタルとして6社を上場させている人物。今は日本の起業家を世界で活躍させようという動きをされています。実際に音頭をとっているのは同社の川鍋さんで、今回のツアーの世話人です。
こうして、この七夕パーティが今年から始まったというわけです。
パーティの後半は、カラオケピッチという名の日本人による英語プレゼンが繰り広げられました。、このために渡米した日本人起業家、レインボーアップススクールの4名、シリウスのトミ山口さんがプレゼンを披露しました。
私は、覚えたてのiPhoneバイオリンを演奏しながら、プレゼンスライドをまわすという荒技を披露しました。
■「夢」に対してお金と人が集まるのは世界にシリコンバレーしかない
七夕パーティの翌日も、朝マラソンをしました。ホテルからGoogleまで走ろうかということになっていたのですが、
うまく見つけられませんでした。
マウンテンビューは、Googleのお膝元。GoogleWi-Fiが無料で解放されています。外国人がGoogleマップを堪能できる素晴らしい場所です。iPhoneを持ち歩けば良かったと思ったのは後の祭りでした。
チェクアウトを済ませ、ロビーでくつろいでいると、急遽、来訪者があらわれてミーティングがはじまります。
まず現れたのはミセルの吉川さん。ちょうど加賀谷さんを迎えにきたところでした。
吉川さんは、20億円を集めてルータ関連の会社を立ち上げ、50億円をアクセスに売却したというストーリーを持っており、いまは3度目の起業とのこと。ヤマハと共同で、アンドロイドで楽器を作るという試みをされております。
「ソフトがあってハードが売れる。アンドロイドで色々なハードができる」という持論をもっていた私にとっては、先を越されたという思いでした。
そのあと電話がかかってきてやってきたのは、昨日、外村さんからご紹介をうけたファーストコンパスの佐藤さん。
外村さんと同じくAppleの出身です。iPhoneアプリビジネスについての課題や日本企業の世界進出についてディスカッションがお昼まで続きました。
そしてApple本社、Google本社という「聖地巡礼」もすまして、サンフランシスコに戻りました。
今回のツアーでは、さまざまの料理を食べましたが、Googleのランチが、一番美味しかったです。しかもタダですし、「聖地巡礼」はお昼にかぎりますね。
※社食を食べるにはGoogle社員と一緒にいることが条件です。
最後の晩餐は七夕パーティの切り盛りをしながら、私たちの世話役をしていただいた川鍋さんを囲っての懇親会です。レストランはアドテックSF 組はお馴染みの生演奏イタリアン。音楽なんかそっちのけで、川鍋さんの言葉に耳を傾けます。
「夢」に対してお金と人が集まるのは世界にシリコンバレーしかない。
と、しみじみ語っておりました。
「3ヶ月に1回はこっちに来て、忘れられないようにしないとね。」
■帰国後は府中へ直行
帰りの飛行機の中では、レインボーアップススクールの新教材である「お絵描きアプリ」の検証のため、開発しながらの帰途となりました。久しぶりのプログラミング、腕のなまりをここでリカバーするには、飛行機の中が最適です。なにせ何もやることないですから。
成田到着後、レインボーアップススクールの卒業生たちが集まる合宿が開催されている府中へ向かいます。
なんと50名のレインボーズが集まってました。
この合宿の体験記については、またの機会にご紹介しましょう。
●First Annual Silicon Valley Tanabata Festival
■探しているiPad/iPhoneアプリが見つかるSNSサイト RainbowApps - レインボーアップス
■初心者OK! 2ヶ月でiPhoneアプリを作る iPhoneアプリ開発スクール
■【iPhoneでビジネスチャンスを掴もう】の記事をもっと見る
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・40歳でiPhoneアプリをリリース!欲しいアプリは自分で作れる
レインボーアップスクールからは、2期生2名、3期生3名、5期生1名、プロアシスタント1名に加え、チューターの私を含めた8名が参加。さらにレインボーアップスクール戸は別に、アイフリーク社長 伊藤さん、サクセスネットワークス社長 北村さん、インタースペース社長 河端さん、フリープランナー 加賀谷さん、という素敵な顔ぶれも一緒の参加となりました。
■ラルフローレンだって小さな店舗から
6日の朝に空港についた私と北村さんは、前日に現地入りしていた伊藤さんの車でフッッシャーマンズワーフに向かい、クラムチャウダーとロブスターで長旅の空腹を癒しました。16時の集合時間までは、まだ時間があったので、街を探索することに。
ジャパンタウンの近くには、小さなブランドショップ街があります。そこにRugbyというラルフローレンが「Polo」に続いて注力しているブランドのショップがあります。
彼らにとっても海外進出というのは、こうした小さな店舗からはじまっていることを実感できました。そのあと、ダウンタウンの中心地にあるアバクロに行きました。規模は大きいものの既に日本で有名になっていることもあり、微妙な印象を受けました。尖った路線で成功し、その後に規模を追うとユーザ心理が分裂するというのは、今、まさにAppleが直面している問題と共通していて興味深いところです。
■テッククランチもギズモードも英語版で読め?
そうこうしているうちに16時となり、シリウステクノロジーズさんに集合。まずはトミ山口さんにアドローカルの海外進出や周辺企業のお話を伺いました。
アドモブは、自社広告ネットワークをiPhone対応させて知名度が急上昇、Googleに売却されるほどの価値を作り出しました。その営業手法は、数名の担当がアップストアにランキングインしているクリエイターにしらみつぶしに電話をかけるというものだったそうです。こうした話を聞くと、アメリカに居ないとできないことも多いのだと感じます。
次は、ジャムジャパンの大柴ひさみさんとの懇談会。15年前に電通YRを退職して渡米。まったくツテを使わずに、マーケティングコンサルタントとして生き抜いてきた話を伺いました。
当時は全く英語を喋れなかったそうで、いつしか英語の話になりました。
大柴が日本の人に最初にやってほしいことは、「普段読んでいる米国発ネットメディアを英語で読め」ということだそうです。日本はカタカナ文化が一人歩きしているため、それを自分流に飲み込んでしまう。米国人がリアルに使っているワードをきちんと認識するためには、米国発ネットメディアを英語で読む必要があるというのです。
■モバゲーのパクリアプリがたくさん出ている!
2日目は、16時にプラグアンドプレイテックセンターで集合です。私たち一行は、途中にあるサンカルロスのスターバックスに向かいました。
そこで待っていたのはナローアースの鈴木さん。もともと三菱商事出身で、昨年までDeNAの現地法人にいた方です。
モバゲーのiPhone展開について苦労された話をお聞きしました。
アメリカでは、「パパイア」など、たくさんの模倣アプリが出ており、
・アプリ群をたばねること(ユーザを滞留させる)
・後から断続的にマネタイズ(リワード広告、ユーザ課金)を行うこと(独自の経済圏を作る)
といった試みを既に何度もトライされています。
DeNAが出資したオープンフェイントもその試みのひとつ。いま、Appleでは「ゲームセンター」というプラットフォームが立ち上がっていますが、それに加え、「iAd」も出てきています。ソーシャルアプリで経験を積んでいる法人企業にとってもチャンス到来を予感させる話です。
まずは、アメリカでしかダウンロードできない競合アプリを調べる必要がありそうです。というわけで、一行は米国版のアイチューンギフトカードを買うことを決意したのでした。
■現地のお洒落ゾーンは、ブランドショップに聞け!
白熱したサンカルロスのスタバミーティングは、北村さんの「そろそろ飯にしようや。」で終了。ちょうど空港についたばかりの加賀谷さんから電話が入り、パロアルトまで迎えにいくことになりました。
ところが、レンタカーのナビが性能が悪いのにびっくり。Googleマップの方が格段にいいのですが、私たちは現地の3G回線がなかったので、レンタカーのナビに頼ることになりました。車のナビは、今の時代で黒画面に道の線が書いてあるしろもの。こんなんで、よくも駅についたなと一同は感心させられました。
昼ご飯はトミに教えてもらったパロアルトの近くのステーキハウス。シリウスの宮澤さんもここのステーキが好きなようです。
食事のあと、北村さんの熱心な要望でパロアルト研究所に向かい、「聖地巡礼」を果たします。しかもロビー内の写真を許され、北村さんは、ご満悦でした。
パロアルト研究所 |
そして、一同はスタンフォード大学へ。
朝に伊藤さんと湾岸までジョギングした足がひりひり痛み出します。スタンフォードの緑の芝生は目にやさしく、足にもやさしかったです。
大学構内で、金ピカのランボルギーニを河端さんが見つけ「お。スタンフォードの学生は金持ちだなあ。」とつぶやくものの、よくみると、ナンバープレートに「Big Loan(大借金)」と書いてあります。
ユーモアセンスもスタンフォード級でした。
スタンフォード大学 |
■Appleがやらないから俺たちがやった
こうしてギリギリまで時間使って堪能した一行は、16時にプラグアンドプレイに到着。
すぐさま、日米プレゼンMtgがはじまります。
プラグアンドプレイ |
我々を出迎えてくれたのは、iPhone起業家が集まってデスクを置いているiPhoneパビリオンの案内役であり、月1回iPhoneナイトと呼ばれるイベントを主催しているシュミット氏でした。
ほかに4名の米国企業家も参加され、ショートプレゼンとネットワーキングとなりました。といっても、米国側はプレゼンを用意しておらず、なんだかiPhoneビジネスに苦戦しているような印象も受けました。
私はレインボーアップススクールのことを話しました。
「スティーブはたくさんのアプリディベロッパーを集めて戦わせ、アプリをたくさん集めることでiPhoneを売りさばいた。でも個人のディベロッパーだって依然として苦戦を強いられている。だから、ボクらは彼らを応援するためにアプリスクールを立ち上げた。起業家は、個人の協力なくして生き残りはありえないんだ。スティーブの最も大切なものを盗もうぜ。それは開発者のハートだ!」
どうやらこちらでは、クリエイターを集めるような動きはなく、レインボーアップススクールが世界規模のクリエイター集団になる予感を感じました。
そのあとは、レインボーのみなさんでプラグアンドプレイの構内見学をして、七夕パーティに参加。
七夕パーティは、アレンマイナー氏が率いるサンブリッジが主催する、日本人コミュニティを中心としたパーティで、300人が参加していました。慶応大学の生徒や法政大学の先生、エヴァーノートの創業メンバー、シリコンバレーで有名な日本人の一人である外村さんなど、さまざまな顔ぶれです。
アレンマイナー氏は、オラクルやセールスフォースの日本法人立ち上げに貢献し、日本でもベンチャーキャピタルとして6社を上場させている人物。今は日本の起業家を世界で活躍させようという動きをされています。実際に音頭をとっているのは同社の川鍋さんで、今回のツアーの世話人です。
こうして、この七夕パーティが今年から始まったというわけです。
七夕パーティ |
パーティの後半は、カラオケピッチという名の日本人による英語プレゼンが繰り広げられました。、このために渡米した日本人起業家、レインボーアップススクールの4名、シリウスのトミ山口さんがプレゼンを披露しました。
私は、覚えたてのiPhoneバイオリンを演奏しながら、プレゼンスライドをまわすという荒技を披露しました。
プレゼン大会 |
■「夢」に対してお金と人が集まるのは世界にシリコンバレーしかない
七夕パーティの翌日も、朝マラソンをしました。ホテルからGoogleまで走ろうかということになっていたのですが、
うまく見つけられませんでした。
マウンテンビューは、Googleのお膝元。GoogleWi-Fiが無料で解放されています。外国人がGoogleマップを堪能できる素晴らしい場所です。iPhoneを持ち歩けば良かったと思ったのは後の祭りでした。
チェクアウトを済ませ、ロビーでくつろいでいると、急遽、来訪者があらわれてミーティングがはじまります。
まず現れたのはミセルの吉川さん。ちょうど加賀谷さんを迎えにきたところでした。
吉川さんは、20億円を集めてルータ関連の会社を立ち上げ、50億円をアクセスに売却したというストーリーを持っており、いまは3度目の起業とのこと。ヤマハと共同で、アンドロイドで楽器を作るという試みをされております。
「ソフトがあってハードが売れる。アンドロイドで色々なハードができる」という持論をもっていた私にとっては、先を越されたという思いでした。
そのあと電話がかかってきてやってきたのは、昨日、外村さんからご紹介をうけたファーストコンパスの佐藤さん。
外村さんと同じくAppleの出身です。iPhoneアプリビジネスについての課題や日本企業の世界進出についてディスカッションがお昼まで続きました。
そしてApple本社、Google本社という「聖地巡礼」もすまして、サンフランシスコに戻りました。
今回のツアーでは、さまざまの料理を食べましたが、Googleのランチが、一番美味しかったです。しかもタダですし、「聖地巡礼」はお昼にかぎりますね。
※社食を食べるにはGoogle社員と一緒にいることが条件です。
Google本社 |
Apple本社 |
最後の晩餐は七夕パーティの切り盛りをしながら、私たちの世話役をしていただいた川鍋さんを囲っての懇親会です。レストランはアドテックSF 組はお馴染みの生演奏イタリアン。音楽なんかそっちのけで、川鍋さんの言葉に耳を傾けます。
「夢」に対してお金と人が集まるのは世界にシリコンバレーしかない。
と、しみじみ語っておりました。
「3ヶ月に1回はこっちに来て、忘れられないようにしないとね。」
■帰国後は府中へ直行
帰りの飛行機の中では、レインボーアップススクールの新教材である「お絵描きアプリ」の検証のため、開発しながらの帰途となりました。久しぶりのプログラミング、腕のなまりをここでリカバーするには、飛行機の中が最適です。なにせ何もやることないですから。
成田到着後、レインボーアップススクールの卒業生たちが集まる合宿が開催されている府中へ向かいます。
なんと50名のレインボーズが集まってました。
この合宿の体験記については、またの機会にご紹介しましょう。
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