対スポルティング・ヒホン戦では出場がなかったアンリ。代役のペドロが左サイドで再三チャンスを作り出し、バルサ唯一のゴールを決め再びヒーローとなった。ますます窮地に追い詰められているアンリ。2011年までバルサとの契約が残るが、今シーズン終了後に移籍の可能性が高くなってきた。

 行先として以前より噂されるのがアメリカ合衆国MLSのニューヨーク・レッドブルズだ。「まだニューヨーク・レッドブルズとは何もない。2011年までバルサとの契約がある」とフランス誌“L'Equipe”に語ったアンリ。一部ではニューヨーク・レッドブルズの他にも複数のMLSクラブからオファーが来ているとも言われている。

 W杯を終えモチベーションが低下するのは確実。さらにバルサはすでにアンリの後継者探しに動き出している。昨シーズン、クラブW杯を制して選手として全てのタイトルを獲得したアンリ。来シーズンは、MLSで活躍する姿が見られるかもしれない。

(スペイン通信)