横になれる座席00
長時間飛行機に乗ったことがある人なら、いかに座ったままの姿勢が苦しいのかご存知だと思います。

日韓ワールドカップの時に、日本代表の高原選手が飛行機の長時間移動によるエコノミークラス症候群(急性肺動脈血栓塞栓症)を発症し、トルシエジャパンから外れたことを覚えている人もいるのではないでしょうか。

途中ちょっとでも体を動かしたり足を上げたり出来ればいいのですが、特に従来のエコノミークラスのスペースでは難しいものがあります。

そこでニュージーランド航空から、エコノミークラス向けでありながら横になれる、画期的な座席が発表されました。

横になれる座席01
スカイカウチと呼ばれるこのシートは、3つの座席が大きな1つの小型ベッドのような平面スペースに変わります。

横になれる座席03
肘掛をなくし、足があった空間を完全に埋めて完全にフラットなスペースにすることで、足を上げやすく、あるいは横になることができるシートになっています。

新しいボーイング777−300 ERに設置され、今年の11月から運行予定。

横になれる座席02
座席そのものは後ろの人がいるので完全にリクライニング出来るわけではありませんが、家族や恋人同士で座るときは、ベッドのように横に寝ることも可能です。

3人分のお値段は座席2席半分を検討しているそうですが、実際に座席が売られるときまで未定のようです。

かなり長時間のフライトを思うと、こういったサービスは歓迎ですね。

ただし、もし男性同士で居合わせて、そして窮屈でしんどいと言った場合…、どういうことになるのか、非常に気になるところではあります。

Airline to launch 'lie-flat' seating in economy class - Telegraph

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