長州小力やアントニオ小猪木でお馴染み、お笑いプロレス団体・西口プロレスの所属レスラーとしても活躍しているお笑い芸人・東京ダイナマイトのハチミツ二郎がメキシコで本物のプロレスラーになってしまった。

これは、東京ダイナマイトの公式ブログ『東京ダイナマイトトーキョー』でハチミツ二郎本人が明かしたものだ。

「速報 ハチミツ二郎メキシコでルチャリブレのライセンスを取得!」と題した8日の更新では、「私ハチミツ二郎は現在メキシコにいます。プロテストに合格しルチャリブレ(メキシコプロレス)のライセンスを取得しました!日本お笑い界初のルチャドール誕生です。ムーチャスグラシアス!」というコメントとともに、ライセンスの写真が掲載された。

ルチャリブレと呼ばれるメキシコのプロレスは、大衆娯楽として、一つの文化を形成している。マスクマンが多く、空中技を主体とし、ルチャドール(レスラー)は子供のヒーローなのだ(もちろん、悪役もいる)。

日本では、“プロ”のレスラーになるためにライセンスや規定はなく、団体が公認するかたちでしか“プロ”は存在しない。本場メキシコへと渡り、ライセンスを獲得したハチミツ二郎にとっては、夢の挑戦だったのだろう。日本とメキシコを行き来し、お笑いとレスラーを両立させるのか、今後の活動に注目だ。