1994年から約1年半結婚生活を送った、リサ・マリー・プレスリーとマイケル・ジャクソン。

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マイケル・ジャクソンが心臓発作で急逝という突然のニュースに、感情が混乱していると涙ながらに語っていた彼にとっての最初の妻、リサ・マリー・プレスリー。結婚生活の中でマイケルはリサ・マリーに、「僕も君のパパのように死ぬんだろうな」と口にしていたことを、自身のブログで明らかにした。

1994年から1年半夫婦として暮らしたマイケルとリサ・マリー。離婚後はリサ・マリーが、マイケルの整形手術への強い傾倒や奇妙な行動を、メディアにバラしては批判していたため、二人の仲は非常に悪化していたと言われる。

世界中を襲ったマイケル急死のショックから一夜明けた今、リサ・マリーはブログで、「マイケルと私は偽装結婚だなどとよく書かれましたが、それはウソです。」として、愛があったことを認めた。

さらに、「彼は、自分の死に方を早くから予想していたように思えます」と大変気になることに触れた。結婚生活の中で、一度だけ彼はリサ・マリーに、 “ボクも君のパパ、エルビスと同じ道をたどるんじゃないかと思うんだ” と不安そうに語ったというのである。

ご存じの方も多いと思うが、リサ・マリーの父で伝説のロックン・ローラーであるエルビス・プレスリーは、1977年に42歳の若さで心臓発作で急死している。それまでの彼は、ストレス性過食症による肥満と闘い、医師から処方される睡眠薬の過剰摂取が周囲から心配されていた。

「マイケルが私の父と同じような死に方をするだなんて、そんなこと考えてはダメと彼に言いました。すると彼は、両掌を上に向けて肩をすくめ、一応分かったといった顔をしましたが、彼は心の中でそう確信していたように思えてなりませんでした。」

大金につながる分、激しい競争の世界であるショー・ビジネス。この時点でマイケルの人気には、陰りは全くといって無かった。しかし、世界の頂点に立つアーティストに近い将来待っているのは、激しい焦りと冷たくなったメディアと眠れないほどの苦悩。これをマイケルは予想していたのであろう。

マイケルがここ数年、ストレスに苦しみ数々の強い処方薬の力を借りていたことはほぼ間違いない。生き甲斐であったという3人の可愛い子供たちに恵まれながら、“エルビスのようになって死んでいっても構わない”、マイケルがある時から自分の人生をそのように諦め、自暴自棄になっていたことが悔やまれてならない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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