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仕事でパソコンを利用するのが当たり前となった現代、パソコンは一人一台から会社や自宅など、複数のパソコンを使う時代へと変わってきている。

会社用、自宅用と別のパソコンを使う際、頭が痛いのは、データの共有だ。
いざ自宅で使いたいデータが会社のパソコンに保存してあったり、会社で使いたいファイルが自宅のパソコンに保存してあったりして困った経験はないだろか。

かといって、USBメモリで大事なデータを持ち歩くのは、かなり危険。忘れたり盗難にあったりすれば、始末書くらいでは済まない責任問題だ。

実は、こうした問題は、外出先から自宅パソコンにアクセスできれば、一気に解決することができるのだ。
ところが、外部から自宅パソコンにアクセスするためには「固定IPアドレス」が必要となる。
また、一般のプロバイダでは、この「固定IPアドレス」は別途、有償で取得しなければならないのだ。

「固定IPアドレス」って何? という人も多いだろう。
そこで今回は、固定IPアドレスがどういったものなのかを解説しながら、固定IPアドレスを無償で使えるlivedoor プロバイダの人気の秘密をさぐってみた。


■固定IPアドレスが必要な理由
固定IPアドレスを理解するには、インターネットの世界を現実の世界に置き換えてみるのが早道だ。

IPアドレスは、いうなればパソコン(自分)の住所にあたるものだ。
インターネットに接続すると、グローバルIPアドレスといって、接続するたびに新しいIPアドレス(住所)が割り当てられている。

普通に使うにはそれでも問題はないが、広い世界(インターネット)の中で自分や特定のパソコンにアクセスしようとすると、毎回違うIP(住所)だとアクセスしづらいというわけだ。

固定IPアドレスはインターネットでのパソコンの住所(IP)を一定にしておけるため、ほかのパソコンからもいつでもアクセスができるというわけだ。


■固定IPアドレスで何ができるの?
・自宅パソコンにアクセス
自宅パソコンに接続して外部のパソコンからリモート操作で自宅パソコンの中のファイルなどを取り出すことができる。また、外部から自宅パソコンを使って、遠隔操作で仕事を処理させたりもできる。

・Webカメラで自宅を監視
外部からパソコンを通して自宅の様子が見ることもできるのだ、防犯にも使えるのだ。また、自宅のペットの様子をチェックしたりすることもできる。

・自分専用のサーバーを構築したい
Webプログラマーやニュース配信を考えている人であれば、固定IPアドレスがあれば、自分専用のサーバーを構築することもできる。小規模だが、ドメインをとればレンタルサーバーを借りなくても自宅パソコンをサーバーにして世界デビューなんてこともできる。


■固定IPアドレスを利用するためには
現在、契約しているプロバイダのサービスを確認してみよう。最初から固定IPアドレスを付与しているプロバイダ、オプションの追加料金で固定IPアドレスを取得できるプロバイダなど、プロバイダにより対応状況はマチマチだ。

固定IPアドレスがオプションでも用意されていない場合には、プロバイダを乗り換えるか、別途追加しなければならない。

ここで、livedoor プロバイダのサービスを調べてみると、月々1,575円(税込)の料金の中に固定IPアドレスの付与も含まれている。さらにNTT東日本・西日本のフレッツ光を導入済みであれば、入会だけで済むというわけだ。低価格でお手軽に「固定IPアドレス」を手にできるという点で、livedoor プロバイダは乗り換えや追加ユーザーが多いということなのだろう。


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