「Download for FREE」をクリックする

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小さいし携帯に便利なネットブック。いろんな場所で活躍するマシンだが、Webサイトを見たりメールを出したり、ワープロや表計算を使ったりするためにはアプリケーションが必要となってくる。しかし、あれもこれもとインストールしていたら、あっという間にハードディスクがいっぱいになってしまうだろう。
今回は、コンパクトなソフトウェアをまとめてご紹介しよう。さらに、USBメモリーに入れて使用することも可能だ。アプリケーション本体をUSBメモリーにインストールしておくので、ネットブック自体の容量を空けておくことができるし、どのパソコンでも利用できるという利点もある。


■知っ得 No.0092 USBメモリー、ネットブックでも使えるポータブルソフト5
とりあえず揃えておきたいのは、ブラウザとメーラー、そしてオフィスソフトだろう。今回はその3つと、その他、USBメモリーを利用する上で、便利なソフトを紹介する。

●ブラウザソフト「Lunascape4 Pocket」
まずはネットを閲覧するためのブラウザソフト「Lunascape4 Pocket」だ。タブブラウザ「Lunascape4」の軽量版で、USBメモリーで持ち運びができるようになっている。今回のバージョンでは、新たにブラウザの強制終了を回避する「クラッシュ防止」機能が搭載されている。

Lunascape4 Pocketのサイト(http://www.lunascape.jp/製品一覧/Lunascape4Pocket/tabid/84/language/ja-JP/Default.aspx)にアクセスし、「Download for FREE」をクリックする(画面1)。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、USBメモリーに展開しよう。作成された[Lunascape4 Pocket]フォルダ内のLuna.exeをダブルクリックするとブラウザが起動する(画面2)。
「Download for FREE」をクリックするLuna.exeをダブルクリックするとブラウザが起動する

●メーラーソフト「EdMaxフリー版」
メールの送受信も欠かせない。今回紹介する「EdMaxフリー版」は、SMTP/POP3に対応したメーラーだ。振り分け、アドレス帳、インポート機能などといった基本機能も充実している。

EdMaxフリー版のサイト(http://www.edcom.jp/edmaxtop.html)にアクセスし、「EdMaxフリー版」の「ダウンロード」をクリックする(画面3)。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、USBメモリーに展開する。フォルダ内のedmax.exeをダブルクリックすればメーラーが起動する(画面4)。アカウントを設定すればメールを送受信できるようになる。
「EdMaxフリー版」の「ダウンロード」をクリックするedmax.exeをダブルクリックすればメーラーが起動する

●オフィスソフト「OpenOffice.org Portable」
出先でもワードやエクセル、パワーポイントのファイルを扱いたい。そんな人はMicrosoft Officeのファイルを編集することができるオフィスソフト「OpenOffice.org Portable」も持ち歩こう。「OpenOffice.org Portable」は日本語版も用意されているので安心だ。

OpenOffice.org Portableの日本語版が用意されているサイト(http://portableapps.com/apps/office/openoffice_portable/localization)にアクセスし、「日本語」の「Download」をクリックする(画面5)。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックし、USBメモリーに展開する。フォルダ内のOpenOfficePortable.exeをダブルクリックするとソフトが起動する(画面6)。なお、最初にソフトを起動する際には、ユーザー名を設定する画面が表示されるので、名前を設定しておこう(画面7)。
「日本語」の「Download」をクリックする
OpenOfficePortable.exeをダブルクリックするとソフトが起動するユーザー名を設定する画面が表示されるので、名前を設定しておこう

●USBメモリー用ごみ箱「Remtrash」
USBメモリーに保存してあるファイルは、誤って削除してしまった場合、ごみ箱には移動せず、完全に削除されてしまう。これは誰にでも起こりやすい過ちだと思うので、USBメモリーを活用するなら、リムーバブルドライブ用のごみ箱も用意しておきたい。「Remtrash」なら、USBメモリーのファイルを削除した場合もデータがごみ箱に移動するようになるので便利だ。

Remtrashのサイト(http://www2.ttcn.ne.jp/~tkky/download.htm)にアクセスし、「リムーバブル用ごみ箱」の「Download」で、ファイル名をクリックする(画面8)。Vectorのページに移動するので、[ダウンロード]をクリックする。ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして解凍したら、作成されたショートカットをダブルクリックして起動し、[『リムーバブル用ごみ箱』を作成]をクリックする(画面9)。これでデスクトップ上に「リムーバブル用ごみ箱」が作成されるので、以降、USBメモリーのデータを削除する際には、この「リムーバブル用ごみ箱」にドラッグ&ドロップするようにしよう。
「リムーバブル用ごみ箱」の「Download」で、ファイル名をクリックする[『リムーバブル用ごみ箱』を作成]をクリックする

●セキュリティにも気をつけよう
USBメモリーを利用していて気をつけなくてはならないのはセキュリティだ。小さくてどこにでも持ち運べるという便利さは魅力的だが、逆についうっかり落としてしまったり、他人に使われてしまったりということもあるかもしれない。

そこでぜひ使ってもらいたいのがデータの暗号化ソフトだ。過去に「USBdriveSecureTool@Maker」「アタッシェケース」の2ソフトを紹介しているので、こちらも確認しておいてもらいたい。USBメモリー、便利に使うだけでなく、安全にも気をつけて活用したい。


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編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
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