安藤裕子
　2003年7月ミニアルバム「サリー」でデビュー後、2005年11月には永作博美・出演による月桂冠「定番酒つき」CMテーマソングに起用された「のうぜんかつら」が大きな反響を呼び、20代から30代の女性を中心に絶大な人気を誇るシンガーソングライター、安藤裕子。デビュー6年目を迎え、4月15日には初のベストアルバム「THE BEST '03〜'09」を発売。同作は、4月14日付のオリコン・デイリーランキング初登場3位を記録した。

　「THE BEST '03〜'09」はCD+DVDと、CD2枚組の2形態での発売となり、DVDには「サリー」から新曲「はじまりの唄」まで全曲のミュージッククリップを完全収録。CD2枚組のDISC-2には、本人の強いこだわりにより最初期の作品も含まれ、“Uchary World”が凝縮されている。

　また、初回限定盤レア特典として、「誰も聞いてくれないから、自分で書いちゃった。」と両形態に約15000字に及ぶ、本人書き下ろしの手記を付属。音楽を始めたきっかけ、それよりももっと以前の誰にも語られることのなかった、安藤裕子が生きてきた軌跡の一部が、本人のペンによって赤裸々に語られている。

　アルバムを引っさげて、5月16日のZepp Sendaiを皮切りに6月26日の東京国際フォーラムまで、全国8公演のワンマンライブツアー「安藤裕子 LIVE 2009 "THE BEST"」を開催。すでに5月24日のSHIBUYA-AXは完売となっており、最終日の東京は国際フォーラム・ホールA、大阪はグランキューブと、これまでで自身最大キャパシティでの公演となる。

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