南アフリカのヨハネスブルグ郊外の病院で悪魔のような看護婦が逮捕された。出産をすぐそこに控え病院に駆け込んだ妊婦をこともあろうに、この看護婦は手助けをするどころか激しく暴行、刃物でメッタ刺しにしたというのだ。

現地時時間、3月16日の夜、20歳の妊婦クボィは、陣痛が始まり、南アフリカ、ヨハネスブルグ郊外にあるテンビサ病院に駆け込んだ。

だんだん間隔が短くなり痛みを増す陣痛に苦しみもだえるクボィ。しかしクボィの担当看護婦であるはずの逮捕された女は苦しむクボィを無視し続けたという。

途中、クボィがトイレに行きたくなり助けを求めると、看護婦の女はそれも拒否する。とうとう我慢が出来なくなったクボィが床を汚すと、看護婦の女はいきなりクボィを殴りつけ、さらにハサミを掴み取り、クボィの全身を刺し始めたという。

この看護婦は周りの人に取り押さえられ、クボィは無事第一子となる元気な男の子を出産した。逮捕された女は当初からクボィの出産に立ち会う予定の看護婦だったという。

母子ともにまさに、陣痛と悪魔のような女のふたつと闘い無事出産したクボィ。彼女は「看護婦が何故自分を襲ったか見当もつかない、母子共に無事でなによりだった」と語った。看護婦は現在警察で取調べを受けている。

(編集部:近藤仁美)

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