嵐・二宮和也の泣かせる演技
実話をもとに、障害を持つ子供と母親の物語を描く『TBS感動ドラマシリーズ』。過去のニ作品で涙をながした方も多いのでは?
そんな心を揺さぶるストーリーをさらに引き立てたのが、「嵐」の二宮和也。両作品で主役を務めた彼の演技はブログ上で高い評価を得ている。
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- 「一作目では、やつれた感じを出すために減量したらしい。どうりでリアルなわけだ。」
- 「ニノの演技に、胸が締め付けられました。」
一作目の『少しは、恩返しができたかな』(TBS系2006年3月22日)では、難病と闘いながらも大学受験に挑む若者を熱演し、第15回橋田賞を受賞。続く二作目、自閉症を乗り越えマラソンに挑戦した青年を描いた『マラソン』(TBS系2007年9月20日)では、平成19年度文化庁芸術祭賞のテレビ部門で、俳優として初となる放送個人賞を受賞した。
そして今回、シリーズ三部作のラストを飾る最終章『DOOR TO DOOR(TBS系2009年3月29日)』でも主演に抜擢され、ブロガーの間で話題の的になっている。
- 「ニノちゃんは、今回も賞を持って行くんだろうな。」
- 「ニノが髪を切ったのはこの作品の準備だったんですね。」
今作の役どころは生まれつき脳性マヒによる障害を抱えたセールスマン。仕事を始めたころは偏見の目でみられ苦労するが、持ち前の誠意と情熱で徐々に成功していく姿を演じる。二宮はこの役について「脳性マヒがどういうものなのかを知ってもらうと同時に、その"個性"をどうやっていかしていけるのか、この作品を通じて学んでいきたいなと思っています」と語る。
- 「病気や障害について知る事が出来るのは、良いことだと思う。」
- 「家族全員そろって絶対見ますよ!」
など、前評判も上々だ。
ちなみに、二宮は『硫黄島からの手紙』(ワーナー・ブラザーズ2006年)や『金曜ドラマ・流星の絆』(TBS系2008年10月17日〜12月19日)など、これまでの映画やドラマでも完成度の高い演技を見せて来た。もちろん、数々の名シーンで涙を流した方も多いようだ。
- 「細かなしぐさからも、切なさや思いやりがよく伝わってきます。泣かせてくれました。」
- 「『流星の絆』の最終回は、ひさびさに本気で泣いてしまった。」
なぜ、こんなにも彼の演技に感情移入してしまうのだろうか?それは演技力だけでなく、ちょっとしたシーンで本人からにじみ出る繊細さや勤勉さに関係してるように感じる。
(佐藤潮/effect)
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