インテルのジョセ・モウリーニョ監督が17日に「セリエAの海外での人気については疑問を感じる」と発言したことが、国内外で波紋を呼んでいる。

 イングランド、イタリアそしてスペインの3大リーグでのプレー実績があるビジャレアルの若きイタリア代表FWジュゼッペ・ロッシ(21)が、モウリーニョの見解に反する主張をした。

「今のところイタリアに戻る気はないが、イタリア・カルチョは美しく、『魅力が少ない』という声は正しくないと思う。それぞれのリーグにはそれぞれの特徴がある。例えば、イタリアは『戦術』、スペインは『テクニック』そしてイングランドは『フィジカル』だ。いずれにしても、スペイン国内において、セリエAへの関心は非常に高い。『退屈だ』と言っている人はいない」とコメント。経験豊富な若きFWロッシが、モウリーニョ監督の発言に対して冷静に反論した。