移籍市場閉幕間際にポルトからインテルへの移籍が決まったポルトガル代表のMFリカルド・クアレスマ（24）が2日、新天地での入団会見に臨んだ。

「今、こうしてここにいることを嬉しく思っている。ビッグクラブの一員となったことで、責任は重大だと自覚している。フィジカルコンディションは非常に良く、メンタル面もまずまずだ。夢が実現した以上、コンディションをさらに上げていきたい。ポルトとの確執などはない。クラブに感謝している。ここ数日は移籍話がまとまることを祈っていた。ホルヘ・メンデス（代理人）からの報告を毎日受けていたが、ミラノ行きの夢は叶わないかもしれないという不安に駆られることもあった」とコメントした。

　続けて伝統の一戦でもあるACミランとの“ミラノ・ダービー”と、セリエAに活躍の場を移したロナウジーニョとの対戦については「準備はできている。ここには一流の選手が揃っており、ロナウジーニョ率いるACミランとの対戦も脅威ではない」と強気な姿勢を見せた。