新垣結衣
 今年6月に20歳の誕生日を迎え、先月16日には初のシングル「Make my day」をリリースした新垣結衣。10月15日には続くセカンドシングルとして、コブクロのカバーとなる「赤い糸」をリリースすることが決定した。

 「赤い糸」は、大ヒット曲「桜」と同じくコブクロがストリートライブを始めた時期に作った思い入れの強い楽曲。昨年のワーナーミュージックのコンベンションライブでコブクロが「蕾」などと共に披露し、新垣結衣もその際にパフォーマンスを見て気に入っていた曲となる。

 1998年9月の結成から10周年を迎える今年、「赤い糸」にさらにフォーカスを当てていきたいと考えたコブクロは、女性ボーカルが歌ったらこの楽曲がどの様に表現されるのか聞いてみたいと、カバー案が浮上。スタッフの提案で、同じワーナーミュージックジャパンに所属する新垣結衣にオファーすることになり、新垣結衣サイドも快諾した。アレンジは亀田誠治氏が手掛け、コブクロのオリジナル・ヴァージョンとはまた違った魅力を放つ、新垣結衣ヴァージョンの「赤い糸」となっている。

新垣結衣 コメント
昨年、コブクロさんがこの歌を歌っているのを聴く機会があって、たまたま「良いなぁ、素敵だなあ」と思っていた曲だったので、こんな形で関わる事ができて、嬉しく思っています。歌ってみて、歌詞の目線や、キーが男性の歌なので、自分に一番合うキーを探したり、気持ちの込め方などで難しいところはありましたが、スタッフの方とよく話し合って進めていったので、なんとかやりきれました。

コブクロ コメント
「赤い糸」は、男性目線のラブソングなので、女性がこの歌詞を唄うことがまず、面白いなと思いました。新垣さんの声は、話し声を聴いた時から「とてもみずみずしい声の持ち主だな」と思っていたので、カバーして頂けると聞いた時はとても嬉しく、仕上がりが楽しみでした。男性目線の歌詞を女性の声で聴くと、まるで女性の心の中に入って心情を綴っているような、不思議な気持ちになりました。新垣さんの声だからこそ、それが自然に感じられたんだと思います。新たな「赤い糸」が見えました。

新垣結衣コブクロ - アーティスト情報

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