ドラマ「恋空」主題歌を歌う無名の新人、福井舞にヒットの兆し

　ケータイ小説として話題となった原作が、書籍化され約200万部の大ベストセラーとなり、昨年に新垣結衣・主演により映画化され大ヒットを記録した「恋空」。今月2日からは、水沢エレナ（16）と瀬戸康史（20）主演によりTBS系ドラマ「恋空」が放送を開始。まだ2話の放送を終えたばかりにも関わらず、無名の新人アーティスト・福井舞が歌う主題歌「アイのうた」が、早くもヒットの兆しを見せている。

　無名の新人である福井舞が「恋空」主題歌に抜擢されたことが報じられた後、先月18日よりミュゥモ、レコード会社直営♪、dwangoの3サイトにて、同曲の一部のみが着うた(R)で先行配信されると、今月1日からは着うたフル(R)にて全曲配信がスタート。ドラマ放送直後には各サイトのチャートで上位を独占するなど、早くも合計で10万ダウンロードを突破した。これはデビュー前の新人アーティストとしては異例の数字となる。

　「アイのうた」は切な系のラブバラードで、「恋空」のプロデューサーが用意された100曲の候補曲の中からセレクトした楽曲。今月10日現在、レコード会社直営♪のTV・CM・シネマランキングでは「崖の上のポニョ」を抜いて1位を獲得。福井舞のハスキーで力強い歌声も聴きどころで、今月20日にいよいよCDがリリースされる。

　瀬戸康史は今年1月より、テレビ朝日系「仮面ライダーキバ」に主役の紅渡として出演中。仮面ライダーキバ Limited Rock Unit「TETRA-FANG」のヴォーカルとして、今月6日にはミニアルバム「SUPERNOVA」をリリースした。また、水沢エレナは昨年放送された「仮面ライダー電王」で主役を務めた佐藤健とBAHASHISHIのミュージックビデオ3部作で共演を果たしている。

福井舞
京都府生まれ、23歳。昨年応募したデモテープがきっかけとなりデビューが決定。今年上京してきたばかりだが、TBSドラマのプロデューサーから「恋空」のテーマ曲を歌って欲しいとのオファーがあり、無名の新人アーティストとしては異例のチャンスを掴んだ。

・福井舞｜TETRA-FANG - アーティスト情報

・恋空 - TBS
・水沢エレナ オフィシャルブログ
・瀬戸康史 BLOG