2007年都市部住民年間平均賃金、2万4932元、6年間で最高に
 4月2日、中国統計局によると、2007年都市部住民の年間平均賃金は2万4932元(約38万8912円)に達し、1日の平均賃金は99.31元(約1588.96円)と、2006年より18.72%増加したことがわかった。
 統計によると、2001年から2006年まで、全国都市部住民の年間平均賃金の増え幅は基本的に14%を維持している。
 2007年、インフレ問題が深刻化したが、物価上昇要因を除くと、2007年の増え幅は過去6年間で最高となるという。
 人的資源・社会保障部研究員の孫群議氏によれば、「昨年、企業の営業利益の増加と、最低賃金標準の増加が都市部住民における年間平均賃金を増加させた原因。」とのこと。
 昨年1月から11月までの、全国大中企業の利益総額は2兆2951億元(約36兆7216億円)、前年比36.7%増加し、そのうち私営企業の利益増え幅は50.9%に達した。
 地区別に見ると、2007年北京の年間平均賃金は3万9867元(約63万7872円)、上海では3万4707元(約55万5312円)とのこと。
(China Press 編集部:ZK)