広告業界・文壇界から注目、阿部芙蓉美がファーストアルバム発売

　今年始めから放送開始となり、中谷美紀と荒川良々という異色の組み合わせが話題を呼んだ「ハウスメイト」テレビCM。オンエア開始から問い合わせが殺到したCM曲「開け放つ窓」は、今月5日に阿部芙蓉美のサードシングルとして発売。4月30日には、同曲を含むファーストアルバム「ブルーズ」を発表する。

　阿部芙蓉美は、昨年6月にシングル「群青」でデビューを果たした新人女性シンガーソングライター。同年10月には無名の新人にも関わらず、元読売ジャイアンツの江川卓と元阪神タイガースの小林繁とが「空白の一日」から28年が経ち、初めて対面し言葉を交わす模様を撮影したドキュメンタリー企画「黄桜」CMに、スキャットで参加を果たした。

　「黄桜」CMが切っ掛けとなり、同じく映像作家・牧鉄馬氏が手掛ける「ハウスメイト」CMに抜擢。広告業界のみならず、文壇界からは直木賞作家・石田衣良氏（「池袋ウエストゲートパーク」「4TEEN フォーティーン」）より「人を愛すること、誰かとつながることが、これほどむずかしくなった時代。阿部芙蓉美の歌は、多くの人の心を結ぶ、細いけれど、強くしなやかな架け橋のようだ。」と絶賛の声が上がった。

　「ブルーズ」には、「群青」から「青春と路地」「開け放つ窓／なみだは乾かない」までシングル3作品の他、「黄桜」CMで使用されたスキャット楽曲「planetary」、インディーズ時代からライブの定番となっている「ドライフラワー」を含む、全12曲を収録する。

・阿部芙蓉美 - アーティスト情報

・ハウスメイト 部屋は人生とつながっている
・黄桜ＣＭで、小林繁さん・江川卓さんが初共演!! - 黄桜ホームページ