9月12日の欧州選手権予選でスコットランドはアウェーでフランスに勝利。昨年のホームでの試合も1−0で勝利しており、これで2戦2勝である。一夜明けたスコットランド国内は歓喜に包まれており、“歴史を作った(デイリー・レコード)”、“スコットランド代表史上最高の勝利(スコティッシュ・サン)”など賛辞が溢れる。

 中でも貴重な得点を挙げたマクファーデンには選手採点でも“10”が付くなど別格で、“キング・オブ・スコットランド”と称するメディアもあるほど。また、この結果に感激したスコットランド出身のゴードン・ブラウン英国首相は、試合後マクリーシュ監督に“長年スコットランドの試合を見てきたが、これほど素晴らしい結果は見たことがない。アレックス(マクリーシュ監督)と選手達のおかげだ”とのメールを送ったそうだ。国を包むこの歓喜はしばらく止みそうにない。