平井堅(「fake star」PVより)

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 七夕の香川県さぬき市野外音楽広場テアトロンを皮切りにスタートした全国5公演の「Ken's Bar 2007 SUMMER」も、今月16日の和歌山ビッグホエールでの最終公演を残すのみとなった平井堅。9月12日に通算27作目となるシングル「fake star」の発売を控え、多忙なスケジュールの中、チェコの中心地プラハで撮影したミュージックビデオがついに完成した。

 今回のミュージックビデオのコンセプトは、楽曲同様“ハッとする”様なインパクトと、映像の美しさ。撮影スタッフは、2000年に大ブレイクした平井堅の代表作「楽園」のスタッフと、ヨーロッパのハリウッドとも称されるチェコのスタッフが撮影および制作を担当。平井堅にとって海外でのPV撮影は、2002年に発表した「Strawberry Sex」以来5年ぶりとなる。

 今作で平井堅は二人の女性と激しく絡み合い、自身初となるキスシーンを披露。その他にも、怒りの感情をあらわに破壊する姿や、迫真の演技も見所となる。ヨーロッパ有数の歴史深いプラハの街並みと、平井堅の日本人離れしたビジュアルもマッチして、スタイリッシュな映像に仕上がっている。

 1週間弱という短い滞在期間の大半を撮影に費やしたため、限られた時間の中で、世界一の消費量を誇るビールを飲んだり、チェコ料理を食べたりとプラハを満喫した平井堅は、「久しぶりの海外ロケでしたが、スタッフに恵まれ楽しい撮影でした。良いミュージックビデオが完成したと思います。ただ、明日プラハを旅立つのが残念です。今度はプライベートでぜひ来たいです。」と滞在最終日に感想を述べている。

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