the GazettE
 今年で結成5周年を迎えるヴィジュアル系ロックバンド、the GazettE(ガゼット)。昨年は「Nameless Liberty.Six Guns…」ツアー最終公演を初の日本武道館で行い、夏には東京ビッグサイト屋外に1万人を集めての野外ライブを開催。その人気は国内に留まらず、ドイツで2日間に渡り4,000人を超えるワンマンライブを行うなど、もはやヴィジュアル系という枠を超越したバンドに成長している。

 今月11日には横浜アリーナで、昨年11月から12月に掛けて行われた全国ホールツアーの最終公演「TOUR 2006-2007 DECOMPOSITION BEAUTY FINAL [Meaningless Art That People Showed]」を開催。用意された12,000枚のチケットを即完売させた。この日のライブは、昨年11月に発表したシングル「Filth in the beauty」(オリコン・ランキング初登場5位)から始まり、今年2月に発表した最新シングル「Hyena」(オリコン・ランキング初登場4位)へと続いていき、序盤からWアンコールまでの3時間強を一切の手加減無しで全27曲を披露した。

 この最終公演の数日前まで、「Tour2006-2007 DECOMPOSITION BEAUTY 2ND DECOMPOSITION [FURY & SORROW]」として数百人規模でのライブハウス4会場でツアーを行っていたthe GazettE。ヴォーカルのルキはMCで「ライブハウスもホールも変わらない。横浜アリーナでやったということよりも、こんなに多くの人が集まってくれたことが嬉しい。でもまだチケット買えなくて入れない人達がいるので、もっと大きな会場でやるからな!」と熱い想いを述べ、自分達はまだまだ発展途上の段階であり、この場所もまだ通過点に過ぎないことを客席を埋めたファンに伝えた。

 終演後には、7月4日に待望のニューアルバム「STACKED RUBBISH」を発売し、そのアルバムを引っさげて7月15日の結城市民文化センターアクロスから11月29日のZepp Tokyoまで、日本武道館公演を含む全国38ヶ所40公演のツアー「TOUR 2007-2008 STACKED RUBBISH [Pulse Wriggling To Black]」を行うことが発表された。なお、この日のライブの模様を収めたライブDVD「TOUR 2006-2007 「DECOMPOSITION BEAUTY」FINAL Meaningless Art That People Showed AT YOKOHAMA ARENA」が6月13日に発売となる。

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