ベッカム効果で、MLSチケットが大売れー。米国スポーツネットワークの「ESPN」のホームページは、23日付けで、レアルMF・デビット・ベッカムが、LAギャラクシーに移籍することが明らかになって以来、来季のMLS公式戦のチケット売り上げが急激に伸びたと報じた。

 同記事によると、LAギャラクシーは、5000席の来季のシーズンチケットが売れているという。更に、ベッカムのレアルとの契約は6月30日まで残っているが、レアルのカペロ監督が「残りのシーズンでは起用しない」と発言して、契約満了を待たず、早期、合流の可能性が出てきたことから、4月8日に昨年の覇者、ヒューストン・ダイナモと対戦する開幕戦のチケットも爆発的に売れており、関係者は「ベッカムが合流するかどうかは、依然として不透明にも関わらず、昨週のチケット売り上げは、その前の週よりも200%アップした」と証言している。

 また、DCユナイテッドは、昨週だけで300枚のチケットを売り上げ、FCダラスは先週木曜日と金曜日の2日間だけで、115枚のチケットを売ったとも。ベッカム効果は、本拠地LAはもちろん、全米に広がりをみせているようだ。