木村拓哉が9月16日放送のラジオ『Flow』(TOKYO FM)で、嵐の二宮和也と対談し、ジャニー喜多川社長から若き日に受けたスパルダ指導を明かした。

 木村は「レッドゾーンに入るとやっぱり言っちゃうんだよ。『YOUの代わりなんていくらでもいるんだよ! もうめちゃくちゃだよ!』って」とジャニー社長が怒ったときの様子を明かし、こう続ける。

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「頭押さえつけられて黒の髪スプレーでバーッて髪を染められたりもした」

 映画『検察側の罪人』で木村と共演している二宮は「そんなに怒ったことを見たことがないので。ピシッと言われたりとかはあったけど、『ドッカーン!』みたいなのは一度もない」と振り返る。

 だが、木村は「もう、しょっちゅうドッカンしてたよ」と懐かしんでいた。

 過去にはジャニー社長への感謝を話していた木村。2015年1月16日放送の『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)では、ジャニー社長から蜷川幸雄を紹介してもらったことが、演技を学ぶきっかけになったと話す。

「(蜷川幸雄に出会えなかったら、演技を)やってないと思うし、今いないと思う。本当に、ナメてたからね(笑)。それこそ、『何時にどこどこに行って、ちゃんとやってね』と言われても、友達が渋谷で遊んでると、そっちの方が楽しそうだなって、普通に友達のところに行ってたくらい(笑)。本当、ナメめてたんですよ」

 1989年、木村は蜷川演出の『盲導犬』という舞台に出演して、次第に演技に目覚めていったようだ。人に歴史あり、なのだ。