『スター・ウォーズ』ジャー・ジャー・ビンクス俳優、バッシングに悩み自殺を考えていた
『スター・ウォーズ』に登場するキャラクター、ジャー・ジャー・ビンクスを演じたアーメド・ベストが、キャラクターに対するメディアの悪評が原因で、自殺を考えていたことを、現地時間4日、自身のTwitterで告白した。
1999年公開の『スター・ウォーズ エピソードI/ファントム・メナス』で初登場したジャー・ジャー・ビンクスは、惑星ナブーに住む原住民。CGで描かれたキャラクターは監督のジョージ・ルーカスから気に入られる一方、シリーズのファンからは大きなバッシングを受けるなど、不人気なキャラクターでもある。
ジャー・ジャーを演じたアーメド自身も、この批判に苦しんでいたようだ。息子と共に橋の上でたたずむ写真と共に彼は「私のキャリアに未だに影響を与えているメディアからの批判を受けて、もうすぐ20年になります。ここは、私が人生を終わらせようした場所でもあるのです」とツイート。当時は自ら命を絶つことを考えるほど、追いつめられていたことを告白した。
しかし、そんな苦しい状況でも、一緒に写真に写る息子の存在がアーメドを支えていたという。彼は「この子が私が生きていることへの贈り物なのです」と息子への感謝を示している。批判に負けず、現在も活躍するアーメドのツイートに、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督やヨーダの声でも知られるフランク・オズが激励のコメントを寄せている。(編集部:倉本拓弥)