大谷翔平(Getty Images)

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ロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平は、日本時間23日、メジャーリーグで初めて4番・DHで出場。サンフランシスコ・ジャイアンツのジョニー・クエトに2三振を喫したもの、第3打席に1安打を記録した。

18日のボストン・レッドソックス戦では投手として初黒星も喫した大谷だが、依然としてフィーバーは続いている。そのきっかけとなったのはもちろん、3試合連続ホームランだろう。実況アナウンサーが叫んだ「オオタニサ〜ン!」は、日本でも大きな話題となった。

24日放送、TBS「あさチャン!」では、エンゼルスの実況を9年にわたって担当してきたビクター・ロハスさんに直撃取材。「オオタニサ〜ン!」の生みの親に話を聞いた。

「オオタニサ〜ン!」について、ロハスさんは「なぜそう言ったのか、まったく分かりません」とコメント。「興奮の中で『アメリカへようこそ、エンゼルスへようこそ』という褒め言葉のつもりで使ったんでしょう」と、無意識のうちに飛び出した言葉だったと明かす。

そのうえで、ロハスさんは「刺激的で尊敬を込めた呼び方」と、「オオタニサ〜ン!」には大谷に対する敬意が込められているともつけ加えた。

それは、「彼のすることすべてがビッグニュース」でもあるからだろう。ビクターさんが勤めるロサンゼルスを中心としたスポーツ専門チャンネル「FOXニュースウェスト」では、特に若い層の視聴者が増えており、視聴率が伸びているという。

また、ビクターさんは息子が大谷のユニフォームを着ていたら日本のテレビに取材されたエピソードも明かしており、いたるところで“大谷効果”がみられるようだ。

大谷フィーバーはいつまで続くのか。大谷は25日、昨年の王者ヒューストン・アストロズとの一戦で先発する予定だ。