画像提供:らむ子(@syuwasyuwa000)さん

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「もし、万が一にでもトイレットペーパーが切れていた場合には、こちらの紙をお破りください」--ラーメン専門店の一蘭が店のトイレに驚きの仕掛けを仕込み、話題になっている。

Twitterユーザーのらむ子さんが訪れた一蘭トイレには、トイレットペーパーについての注意書きが貼られていた。その張り紙で一蘭は、複数トイレットペーパーを設置し、最低でも1時間に1回確認しているため、「絶対にトイレットペーパーを切らさないという自信がございます」と宣言。しかし、これだけでは終わらず、「それでも『トイレットペーパーが切れてお客様にご迷惑がかかったらどうするのか?』と弊社代表があまりにもしつこいので、秘密兵器」を用意したという。その先には赤字で、「もし、万が一にでもトイレットペーパーが切れていた場合には、こちらの紙をお破りください」と書かれていた。

実際にホルダーに紙がないため指示に従って張り紙を破ると、中からは隠しトイレットペーパーが出現。紙と壁の間に折りたたんだトイレットペーパーを入れるという手の込んだギミックが仕込まれていた。この状況を伝えたツイートは、紙切れ対策の徹底ぶりと仕掛けの面白さから瞬く間に拡散。「紙で拭くのかと思いましたわw」「神対応過ぎやろ 紙だけにっ!」「まさにトイレの紙様」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。

なぜ、ここまでトイレットペーパーにこだわっているのか。一蘭の広報に話を聞いたところ、きっかけは吉冨代表の「トイレでも楽しんでほしい」「驚きや喜びを提供したい」という遊び心。同様の張り紙は複数の店舗に設置されており、1つの個室に28個ものトイレットペーパーを設置している店舗もあるという。張り紙のギミックについては、これまでもいたずら心をくすぐられた人が破ってしまうことはあったが、実際に切らしてしまい使用されるケースはかなりレアとのこと。秘密兵器を使わざるを得ない事態を招いたことに一蘭は、「1時間に一度、確実に確認しておりますのでペーパーがなくなったということには大変驚いております。今回、秘密兵器がお役に立てたのなら幸いです」と話している。