「金銭面で損している人」がやっている10の行動

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 現代は高度情報化社会。“情報”に触れるのは一層手軽になった一方で、「情報強者=情強」と「情報弱者=情弱」の差もまた拡大中だ。そこで今回、情弱の共通点を徹底検証した。あなたはいくつ該当するか?

◆無知であるほど損をする。知れば得がマネーの真理

 情弱な人たちは、やはり金銭面でも損をしている。

「通っていないジムを解約していない」などは言わずもがな、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏は“知る”重要性を説く。

「お金の損得に関しては、やはり知識の有無によって明暗が分かれます。会社員の中には、自分の会社の福利厚生を全く把握していない人も意外と多いですよ」

 特に見落としがちなのが、基本給に直接かかわらない部分での保障と手当についてなのだとか。

「会社の社会保険で、組合によっては傷病手当が出る場合があります。知らずに民間の手厚い医療保険に加入している人は、毎月2000〜3000円の無駄な保険料を支払っている可能性がありますね。あるいは、保養所や旅行手当の存在を知らず、『定価でホテルを利用する』などもありがちです」

 アンケート結果(※記事最後を参照)では「公共料金を銀行引き落としで払う」が最も多かったが、風呂内氏いわく、その選択に至った経緯で情弱と情強が分かれるという。

「クレカ払いにするとポイントが1%つくので普通に振り込むよりはもちろんお得。しかし、5000円未満の支払いの場合は銀行引き落としのほうが、50円引きになるのでよりお得になるんです。これを調べているか否かで情弱かどうかが分かれます。同様に電力自由化も、条件が合致すれば月々1000〜2000円も安くなります。こちらもオール電化や一人暮らしは安くならないこともあるので、リサーチが重要ですね」

 さらに同氏は「ふるさと納税をやらないのは情弱の極み」と力説。

「好きな地方自治体、例えば宮崎県えびの市に1万円寄付すると、お礼の品として宮崎牛スライスセットが貰えます。確定申告することで8000円(寄付額から2000円引いた額)が税金から控除され、損が一切ありません。ふるさと納税がこれだけ有名になった今でもやっていないのは、さすがに情弱としか思えないですね」

 他にも意外と知られていないお得な制度やサービスが存在する。

「すべての組合ではありませんが、健康保険によっては年に5000円分の市販薬をもらえることがありますよ。他に最近のオススメは割り勘アプリの『Kyash』。飲み会の料金を幹事がクレカ一括払いしKyashを通じて参加者に割り勘で請求。参加者もクレカで支払うことができるものです。つまり全員にポイントが付くんです」

 風呂内氏は「家計簿アプリ」の利用も推奨。マネーの基本は収支をきちんと把握しつつ、有益な情報を取り入れることなのだ。

<情弱エリートの回答 TOP10>
(29〜49歳の会社員100人を対象にアンケートを実施)

・公共料金を銀行引き落としで払っている 79人
・電力自由化以降に契約の見直しをしていない 75人
・通っていないジムを解約していない 66人
・宅配便を2回連続で受け取れないことがある 65人
・旅行は宿泊、交通機関などを基本的に定価利用 62人
・今のスマホを2年以上使っている 61人
・アマゾンプライムやAWAなどの有料サービスの無料期間終了後、使っていないのに料金を払っている 60人
・ふるさと納税をやっていない 59人
・ヒゲソリや整髪料をコンビニで買うことがある 58人
・スマホを買い替えるときにオプションを外し忘れる 55人

【風呂内亜矢氏】
ファイナンシャルプランナー。1級FP技能士。自身も、家賃収入による副業に取り組んでいる。「女子SPA!」など、Webやテレビ等のメディアでお得な情報を積極的に発信中

― [情弱な人]の意外な共通点 ―